独立系研究者という生き方に親近感を覚えた

      2014/01/22

本日は、小松 正さんという独立系研究者を名乗る方にインタビュー。

日本では珍しい、研究機関に属さない研究者として個人事務所を設立し、飯を食っている方だ。そもそもどうやって食ってるのか、そんな話を聞いてみたのだが、割りと知らない世界の話ではないなと勝手に親近感を抱いた。

リバネスの仕事の請け方に似ている

リバネスは、理系の専門性を持った人材のみが集まって運営されている企業体だ。

初期は教育事業を行うという事で様々な営業活動を行い、企業へのアプローチを試みていたのだが、時間が経つにつれてだんだんと教育事業以外の部分で意見を求められたりするようになってくる。

自分たちができる事、どんな専門性を持った人間がいるのか、最低限自分の専門の事についてアピールしておくという事は、後々の相談の種となりやすい。リバネスはそんな風にして、色んな仕事を受けるようになってきたのだが、小松さんも似たような活動をしていた。

今求められているのは便利屋である

更に言うとこんな感じかなと僕は思っている。

専門性を持っているだけではダメなのだ。便利屋的な動きが出来ると、とても重宝される存在になり得る。

専門家に相談をしたいような時、発注者側が何を考えているかというと、何をやって良いのかなんとなくしかわからず具体化出来ていないというパターンが多い。こんな事やりたいんだけどなと言った時に、適切に合いの手を入れられるかどうかというのは大事だったりする。

理系な人にお願いしたい部分というのは、そもそものビジネスの立ち上げだったりと、細かな仕様が決まっていない状態のものが多い。誰に相談したら良いかも分からないという状態だ。

独立系研究者として生きていくにあたり、あいつは便利なやつだというブランディングは正しい。

独立してやっていきたいという研究者・技術者がいるのであれば、この便利屋という立ち位置を意識してみると、引く手あまたになる可能性があると思いますよ。

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