12期目のリバネスのスタートと新人研修と
今年も無事に5/1を迎えることが出来ました。ついに12期目がスタートします。
リバネスでは、採用する人たちの属性が博士号取得者が多かったりするもので、通常より勤務開始を1ヶ月ずらしています。何しろ3月末まで研究に明け暮れる毎日という人も少なくない為、4月にちょっと時間を取って、就業までの時間を過ごして下さいという意図があるのです。
もちろん、4月から働きたい!という場合は、アルバイトという形で参加してもらい、リバネスという組織に慣れてもらうというやり方もあります。今年は半々という感じだったかな。
初日は、朝からずっと研修。まあ、研修という名の、リバネスの仕組みを知ろうという時間の提供です。ルールが余り好きではない私達ですが、最低限の事は決めてあるので、共通言語の理解だけはしてよね、というものです。
僕はというと、CIOという立場に変わりましたので、情報関連についての研修を仰せつかっていたのですが、今年に関して言えば、スタッフが十分に育っており、あれやこれやとアイデアを出しながらうまくまとめてくれたのでほとんど出番はありませんでした。おつかれ篠澤。
さて、時間というのは、貴重な資源です。だから、これだけは覚えて下さい。と、言った中の1つがこれです。
「何かを検索する時に、アドレスバー(URL表示されてる所)をクリックするのはやめてくれ」
何かを調べたいなと思った時には大抵両手はキーボードの上にあるんです。検索したかったら、毎回マウスを使ってアドレスバーをクリックし、そこに検索キーワードを入れるというアクションをとったとすると何が起こるでしょうか。
- キー打刻という動作から、手の横移動というアクションへの脳の切り替え
- 手のマウスまでの移動
- アドレスバーまでポインターを移動
- クリックしてアドレスバーをフォーカスする
- キーボードに手を戻す
- 文字を打刻しEnter
ざっと6つのアクションが必要になります。ただ、これを以下のようにするだけでアクションが1/3になります。
- 新規タブを生成(Ctrl+t)
- 文字を打刻しEnter
この先には、実は続きがあって、検索結果の画面もキーボードショートカットが使えます。
j,kもしくは上、下ボタンで検索結果を移動し、Enterを押せば、選んだページが開きます。
この三角がj,kで移動するんですよ。そのボタンを押さないと出てこないので気づきづらいのですが。その辺の詳細は、まさにここで表示されたページに書いてありますので読んでみて下さい。
なんでこんなことを言うのか
検索してページを開くという単純な動作なのですが、単純だからこそチリも積もれば山となるということです。そのマウス操作でどれだけ作業効率が下がるか考えたことはあるでしょうか。(まぁ知らないけど)
ちょっとずつ、楽にしていくことで、いつの間にかパフォーマンスが高まっている。そういうことって結構あるんじゃないかなと思う訳です。恐らくその本人は、毎日の蓄積なので気付かないでしょうけど。
リバネスなんてまだまだ小さい企業ですから、ひとりひとりのパフォーマンスに業績が依存します。それは仕方ない。だったら、ルーチンでやることをどんどん効率化して、頭を使う時間を作ろうじゃないかというのが、僕の成長のための1つのアプローチだったりする訳です。
今年の新人は6人
個性豊かな人材が入って来ました。どう育っていくのかは我々次第。次の時代を一緒に創っていく仲間が増えたことを喜び、力をあわせて行きたいと思います。