【いよいよ明日】『そう、我々がたま川ロケッツだ』【発射準備完了】

   

司令官大悟は言った『まだテストが足りない。明日は8時集合だ』と。

我々たま川ロケッツ(仮)の隊員は、モデルロケットを片手に二子新地駅へと集合した。

戸金隊員『司令官!テストが足りないとは何事ですか!』

司令官大悟『うるさい!先日テストしたのは、お前らがロケットを発射出来るかどうかだけだ!』

篠澤隊員(@YusukeShinozawa)『司令官!お言葉ではありますが、問題が見当たりません!』

司令官大悟「バカもーん!!両国小学校の校庭でモデルロケットを打ち上げるには、高度を調整する必要があるだろうが!!(バシーン)』

丈治隊員(@geeorgey)『殴ったね!』

司令官大悟『殴ってなぜ悪いか!貴様はいい、そうして喚いていれば気分も晴れるんだからな!』

隊員「ぼ、ぼくらはそんなに安っぽい人間ですか!」

隊員「2度もぶった! 親父にもぶたれたことないのに!」

司令官大悟「それが甘ったれなんだ! 殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!」

丈治隊員「も、もうやらないからな、誰が2度とモデルロケットなんかを発射してやるものか!」

と、爽やかな春の青空の下、一悶着あったかは定かではありませんが、僕らはたま川河川敷にモデルロケットを片手にして集まったのだ。

大悟司令官。Operation Model Rocketの責任者である

大悟司令官。Operation Model Rocketの責任者である

こんな格好でモデルロケットをテストする我々。何もかもは、2013/5/11に建国される「理科の王国」の準備のためなのだ。

5/11 3:00p.m. 両国小学校から20基のモデルロケットが打ち上げられる。子どもたちの夢を乗せた一歩目の挑戦が、ファンファーレとともに空へと舞い上がるのだ。そこで1つ問題が持ち上がった。それは、モデルロケットの飛行高度の問題である。A8エンジンを積んだこのロケット。普通に飛ばすと、最高到達点が100m程度となる。しかし、両国小学校に建国される我らが王国の領土は、まだまだ小さなものだ。あまり高く上げ過ぎると、近隣諸国に迷惑がかかってしまうのである。

子どもたちの夢が近隣諸国の迷惑になってしまっては本末転倒。我々は、知識を総動員して、ロケットが25m程度の高度で止まるように調整をした。こうすれば近隣諸国にロケットが漂着することもあるまい。

先端のオレンジ色の部分に、粘土を詰めて重量調整が完了だ。

先端のオレンジ色の部分に、粘土を詰めて重量調整が完了だ。

このオレンジ色の機体に、粘土を詰め、重量で高度を調整する。我々は、我々の同僚の結婚式直前に、こんな準備を行なっていたのだ。その為、爽やかに晴れたたま川河川敷の野球グラウンドにスーツという異様な光景を見せることになる。

祝と書いてあるのは、結婚式の祝砲も兼ねていた為なのでご了承いただきたい。

これがテストの様子。

地味とかいう声が聞こえた気がするが、きっと気のせいだろう。気の迷いだ。

明日の理科の王国では、これが20基同時発射の予定である。それなりに見栄えがするだろう。

おっと、いい忘れた。そもそも理科の王国ってなんだ?

kingdom昨日はWiredにも掲載されてしまった。建国のニュースが轟き過ぎてしまっただろうか。

理科の王国では、ロケット以外にも、様々な催し物であふれている。サイエンスを積極的に楽しんでいただきたい。

いままで見たことのないふしぎの世界へ:小学生のための「理科の王国」建国! « WIRED.jp


いよいよ準備も大詰めであるが、明日ついに我々リバネスは、理科の王国を建国する。設立から10年が経つリバネスは現在、国民の高齢化に悩まされているのだ。(平均年齢30歳)

理科好きの小学生が観光に訪れ、気に入った子どもたちが永住権を取ってくれる。これで王国の高齢化問題にも終止符が打たれるのだ。楽しみである。

おっと、理科の王国ではもちろん、感心のある企業の誘致にも積極的だ。何かあったらいつでも相談してほしい。

それでは、明日の建国記念日を頭に刻んでおいてくれ。

参考:小学生のための理科の王国

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