Facebook,Twitterを始める前に〜ソーシャルメディア事始め〜
「最近ソーシャルメディアが熱いんだってさ。」
「あれやってると儲かるらしいよ」
「お客さん誘導するならやっぱりツイッターだよね」
ああ、なんか聞いたことがあります。よくあるんです、Web業界って。盛り上がりつつ有るものって、絶対儲かるとかそういうものにひもづけられます。でもちょっと待って下さい。本当に儲かるのでしょうか?どうやって儲けにつなげるのでしょうか。儲かっているのは、その話を持ちかけたあなただけじゃないですか。など、疑問点はいくらでも出てきます。
ソーシャルメディアって何だろう?
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インターネットを介して、人とコミュニケーションをとる、そんなサービスがソーシャルネットワークサービスと考えて良いでしょう。
古くはmixiが有名ですが、その後TwitterやFacebookというアメリカ発のサイトが現在有名になってきています。
飲食店がソーシャルメディアを活用するってどういうこと?
今まで、自分のサイトで行なってきた情報発信や、ぐるなびを通しての情報発信というのはなんとなくイメージが湧くかと思います。
一方で、ソーシャルメディアを飲食店が活用すると言うことはどういうことでしょう。一番最初に直面するのは何かというと、あなた(お店の看板をしょってソーシャルメディアを活用する人)が、個人と向き合い情報の遣り取りをするという作業が発生します。
今まで通り、一方的な情報発信を行なうというスタンスでソーシャルメディアを使うということであれば、それはあまりオススメできません。なぜなら、情報発信の窓口が分散してしまうし、ソーシャルメディアは相互にやり取りが出来るのがいいよね!と思っている顧客がいるとしたら、そこで意識のミスマッチが起きてしまい、顧客満足度が低下こそすれ、向上することはあり得ないでしょう。
こんな人ならソーシャルメディアはオススメです
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インターネットを通して誰かとやり取りすることが億劫じゃない人。24時間365日、ソーシャルメディアを通して情報のやり取りが発生するということについてストレスを感じない人。スマートフォンが好きな人。
ソーシャルメディアにアカウントを持つと言うことは、24時間、時間を選ばずに情報があなたに届くようになるということです。もちろん、スタート当初は閑古鳥が鳴くでしょうから、そこまで忙しいという状態にはならないでしょう。
ただ、今までのウェブを使った情報発信と同じように、週に1度だけ発信するといったようなスタイルで運用するのであれば、ソーシャルメディア活用は全くオススメできません。
ソーシャルメディア活用にメリットはあるのか?
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ここまでで、今までの飲食店経営よりは負担が増えますという話をしてきました。当然ツールが増えれば仕事が増えるのは当たり前ですよね。それでは、ソーシャルメディア活用にメリットはあるでしょうか。
ソーシャルメディアを活用するということは、お客様と来店時以外にも繋がりがモテるということです。小さな店舗であれば、ちやほやすべき常連さんの数は、ソーシャルメディアを活用しても余裕でマネジメント出来ると思います。
僕が、飲食店のソーシャルメディア活用で重視したほうがいいと思うのは、このチヤホヤ感ではないかなと。
私たちは、あなたのアカウントを認識していて、やり取りが出来るんだよ。それだけで十分にお客様にはつながっている感を提供出来るのだろうと考えています。