要らないものが話題になる時代、そして…
フォーカスグループによって製品をデザインするのはとても難しい。多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ。
なんてことを言ったのは、かの有名なスティーブ・ジョブズだそうですが。今日はこんなイベントに来ています。
町工場の皆さんと、ものづくりで何かを実現したいと思っている若手が、アイデアと技術をぶつけあう。そんな場です。
要らないものが話題になる時代?
ビジネスをやっていると、特にマーケティングとか考えていると、多くの人が必要とするもので面白いものを考えようとしてしまうのですが、今回のイベントでは「コマケェ事はいいんだよ、やりてーことをやるんだ!」というテンションの人たちが集まっています。
くっだらねーとか、アホやなーとか。一つ笑いが起きるような、そんなアイデアを持ち、ある程度のものづくりが自分で出来る。そんな新しい世界を作っている者達がいます。
生活を考えてみれば、別に必ず必要っていうものではないんですね。でも、今まで無かったそれは面白いアイデアだね!と話題を呼ぶ。そんな流れが来ています。
しかしそれだけでは時代は動いていかない
ものづくりって大変なんですよ。想像している以上に。作ってみればわかる、ということで作り始めるのですが、遅かれ早かれ壁にぶつかるんですね。
そんな若手の彼らが、こんなチャンスがあったら提供してほしい!廃材でいいので材料を提供してくれ!挙句の果てには空間を提供いただけないか!!なんていう事を言う。
町工場側からすると、提供できるものがある!若者のその感覚を取り入れたい!少なからずメリットが有る!と言うことで手を差し伸べる事ができる。
町工場とアイデアと技術を持つ若手がコラボレーションすることで、実際に何かがうまれていく。そんな空間を作れるようになってきたのかなというのは大きな進歩かもしれません。
ものづくりや墨田区の町工場に興味がある人は、是非お問い合わせくださいな。→リバネスまで
エコードワークス
スケルトニクス
オリィ研究所
今回も墨田区ネタなのですが、ものづくりの街すみだに、横の交流と新しい風を吹き込む。そんな機会の提供です。
以下、過去の墨田ネタ
ものづくりを行う皆様の話も、まぁ嘘みたいにプレゼンが上手な人ばかりだったので、これが町工場だ!というのとは少し違ってしまったかな?というのが主催者長谷川の談ですが、確かにそんな感じでしたね(笑