イプシロンロケットで打ち上げられる予定の人工衛星はこんなの

   

先日は、あえなく打ち上げが延期になってしまったイプシロンですが、次回は頑張って欲しいところです。

あのコンパクトなロケットの中に積まれている人工衛星があります。それがこの惑星分光観測衛星SPRINT-A

惑星分光観測衛星SPRINT-A

今回打ち上げられるのが小型科学衛星SPRINTのAタイプということのようで、この衛生は作り方に特徴があるみたいですね。

sprintシリーズ実は、この筐体こそが重要で、この周辺に、特定の用途に特化したモジュールをくっつける事によって、衛星が完成するという仕組みになっているらしい。構造が共通だから、開発に時間がかからないし、イプシロンロケットはコスト削減して打ち上げ回数増やそうぜという取り組みだから、相乗効果が狙えるじゃないの!というアプローチみたい。

多様なミッションの要求に対応する共通構造

多様なミッションの要求に対応する共通構造

色んな用途に使えるSPRINTシリーズですが、今回のAに乗るモジュールは何かというと、極端紫外線分光器って奴。

sprintamoduleこれによって達成したいミッションが2つあるんだとか。それが以下の2つ。

木星のオーロラについて知りたいというものと、なぜ火星から大気が失われていってしまうのかを探求するというものだ。

科学目標1

sprintamodule2

衛星を打ち上げて、大気圏外から観測する事で新しいデータが続々と入ってきちゃうんだから、宇宙関係の研究はこれからの時代、もっと捗るようになるんだろうなぁ。時代がついてきたねという感じがするね。

結果が出るのが楽しみです。その前に、無事に打ち上がりますように!(祈

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