amazonの決済方法を誰でも利用できるようになる日が来る Login and Pay with Amazon
サービス名はLogin and Pay with Amazon(リンク先はTech Crunch) amazon.comオフィシャルはここ
アメリカでのサービスが開始されたようです。
日本ではオンラインショッピングはクレジットカード情報を入力するのが不安だという説がまことしやかに流れ、しばらく普及しませんでした。それも昔話。amazon利用者も爆発的に増えています。
クレジットカード決済の難点は何かというと、色んなショップで買物をしようとすると、いちいちカード情報を入力しないといけないという事です。面倒です。しかもこれって不安ですよね。何しろ買っている相手が本当にビジネスをやっているかどうかは、わからないからです。フィッシングサイトの可能性もあるわけで。
paypalをしばらく前から使っていますが、あれはpaypalを信用しているので支払いに利用する訳です。決済の流れの仕組みを知っているから楽なんです。しかも
このサービスのパートナーとなったウェブサイトの訪問者はPay with Amazonというボタンを」クリックするだけで一切の支払手続きが済んでしまう。クレジットカード情報を入力したりPayPalサイトに移動したりする必要がない。ライバルの支払サービスには大きな打撃となるかもしれない。
ボタン押すだけでいいのかよ。凄いなぁ。
色んな決済サービスがありますが、普通オンラインショップは、自分にあったサービスを選択して使います。クレジット決済機能を自ら実装するというのは現実的ではないので。そうなると、ユーザー側はそれぞれの決済会社のシステムを学習する必要があります。学習コストがいちいちかかるんです。非常に面倒です。
そこでamazonの決済システムが導入されたらどうでしょうか。あの慣れ親しんだシステムで、色んなサイトで買い物が出来ます。もう新しい決済サービスを利用する必要はありませんし、いちいちカード情報を入力する必要も無いのです。買い物する側からしたら凄く便利だと思うんですよね。
日本にも入ってこないだろうか。入ってきたら絶対使うわ。
これらが入ってくる事によって、ユーザーはショップも立ち上げやすくなるよね。それこそWordpressで作ったサイトにボタンおいとくだけで、ユーザから見て信頼性の高い決済が可能になるのだから。
孫さんが大発表をしてヤフーショッピングが無料になりましたが、amazon paymentのサービスが日本に導入されることでまた新しい潮流が生まれる気がします。楽しみだわ。
(実際にはpaypalを使えば同様のことが実現できるのですが、現時点ではpaypalはマイナーな存在だと思うので現実的では無い)
気になる価格は
手数料は2.9%とトランザクションフィーが$0.3。1000円だと1ドル100円とすると29円+30円で実質5.9%てことか。小口の販売には向かないな。1万円だと290円+30円で3.2%だから割りと安い。いずれにしても日本にも早くやってこないかなぁamazon payments
— George:吉田丈治 (@geeorgey) October 9, 2013
$3000以上だと料率が2.5%。1万ドル位上だと2.2%。10万ドル位上だと1.9%か。しかし、こういう課金系インフラって単価上がっても処理が大変になる訳でもないので、利用者の幅が増えるだけでボロ儲けだなぁ。(もちろん、不正に対するフォローが大変にはなるが)
— George:吉田丈治 (@geeorgey) October 9, 2013