書類整理術に見るGoogleグラスの未来
2015/04/23
先日も当ブログに引用させていただいた増井先生が、書類整理術を発見した!とFacebookに書いていたので見てきた。
課題は、自分が出会った書類がどんどん積み上がっていくという事と、整理しておかないとそれがどこにあるのか記憶できないというもの。大体何の辺にあるという事はわかるが探しだすのに時間がかかってしまう。とか、そういうもの。
僕はどうしているかというと、正直どうしもしていないのだが、なくなったら困るものはスキャンしてEvernoteに保存しとくとかそんなもんです。
僕の場合で困るのは、ブログとかで引用しようとして、あの記事どこにあったっけなー…っていうのを探す事が増えているということ。
インプットは多くて、なんとなく覚えているので、Twitterであの人が言ってたな!みたいなのは覚えているからわざわざその人のタイムラインを探しまくるみたいな事をやっていて、クソほど時間がかかってて嫌になる事はままある。
きっとGoogleグラスが解決してくれる
こういう、なんとなく目にした、みたいな情報の整理というのは人間には向いてないと思う。だって、整理術を習得せよ、効率上がるぞ?ていう提案が売れるのだから、万人にとって必要であり、人間のDNAには刻み込まれていない課題なのだろう。
しかしそれも時間の問題だと思う。
Googleグラスは、正直色んな提案なんぞしてくれなくても良いのです。目にしたもの、覚えておかないといけないなとおもった脳波を感知してその瞬間に目に写っている情報をストレージに保存しておいてくれる。その情報はOCRで読み取られ、文字列がデータベース化される。
最後に手を離した場所は、GPSや周辺情報と組み合わされて保存が成される。
そんな機能があれば嬉しい。
最終的には、脳みそがなんとなく思い出している情報を脳波からキャッチして、自動的にINDEXをスキャン。貴方が欲しいものはこれですか?というのをサムネイルと共に表示し、それを選択すれば、いつどこに置いたのかがわかる。みたいな感じ。
ストレージも無限に必要に思えるが、都度クラウドに送って重複データなんかをうまく圧縮する事で何とか出来ないのだろうか。きっと生活空間のデータは何度も何度もスキャンされるのだろうから差分を取るようになるのだろうし、グラスをつけはじめた時は大量のデータを読みこませる必要があると思うが、そのうちサチると思う。
まぁそんなこときっと考えているのだろうけれど。
こんな風にして、人間はどんどん記憶を場所や時間に紐付けて置いておく必要がなくなってくる。脳みその空いた空間には何が入るだろうか。楽しみだ
追記:久しぶりにGoogleGlassのサイトを見て思ったこと
そうか、そこには音声も入るし、映像として記録する事も出来るのか。静止画である必要性がそんなに無いのか。
動画の中にある情報を、適切にマッピングするような情報の整理術が必要だということね。
既に整理術は人間のスキルではなく、計算機のスキルの時代に突入している。