Googleドライブ値下げの今、大容量使いたい人に伝えたい事
Googleドライブの値下げが発表されましたね。
1TBが10ドル未満という事で、ものすごいやすさだと思います。
写真だけならFlickrが1TBまで無料と言うことで重宝すると思うのですが、Googleドライブは何でもOKです。
実は、オフィスのNASを排除しました。Googleドライブに全ておまかせすることにしたのです。
オフィスも大阪、沖縄と東京で国内で3箇所が稼働。アメリカ・シンガポール・マレーシアに子会社があるという事で、ファイルのやりとりに場所と時間の壁があってはいけません。どうしようかなと思っていたのですが、社内にサーバを置いて管理するというのはリスクが大きいなと思っていました。震災後は特に。東京オフィスでサーバが死んでしまったらもうおしまいですから。それでGoogleDriveへと本格的に移行を開始しました。
移行の開始は実は2013年の春頃でした。
全体のファイル容量は2TB程度なので、そんなに莫大な容量でもないのですが、移行が結構大変だったので、教訓を記しておきます。
どうやって移行したか
WindowsサーバにGoogleドライブアプリを入れて、ひたすら同期させるという作戦
シンプルなのはこれですね。でもこれ、かなり大変です。
2TBに対して2GBしかメモリを積んでいなかったマシンを使ったので、ソフトが動かない。すぐ落ちる。本当に落ちます。
落ちたら再起動するのですが、そうするとローカルでファイルリストを作り、ホストと差分を取ってから何を同期するのか決めているぽい挙動を示します(実際どう動いてるかは調べてない)。
その段階で落ちる。メモリが足りなくて一向に進みません。
その間にも、ローカルネットワークを通してスタッフがファイルを弄るし、いじれば同期がまたスタートします。
終わらないですね。。。仕方がないので次のチャンスは年末年始!ということで2013年の年末年始は出社せずともログイン出来るように環境を整え、時間を使って同期を試みました…が。やっぱりメモリが足りなくて無理でしたね。
最終的には同期が終わっていない部分を手作業で見つけ出し、それをブラウザ経由でアップロードしています。Chrome使えばフォルダごとアップできますから。
Googleドライブのアプリを使わずに、最初からChrome経由でフォルダごとDriveに突っ込めばよかったのかもしれませんが、これもきっと相当なメモリを消費するのでしょう。手作業だと死ねる人も少なくないはず。
とにかくメモリが大事!これ、覚えておいて損はありませんよ。
会社で使う場合のTips
容量の拡張は、アカウント毎になっていますので、1人ずつの容量を増やしてあげることももちろん出来るのですが、リバネスではマスターアカウントといいますか、一つだけ容量を4TBにしたIDを作ってあり、現在進行形で使わないファイルはそのアカウントに所有権を渡しています。ファイルアーカイブですね。
そのアカウントのファイルは、同じドメイン内のアカウントであれば検索・利用が出来ますし、ブラウザ経由でダウンロードすることはいくらでも可能です。
便利ですよ〜