昼飯をやめたことで、僕が得たもの、失ったもの
2014/11/12
大事な事は、何をやるかじゃない。何をやらないかだ。
ここに来た人は、何度か目にしたことのあるフレーズじゃないかなと思います。そんな話。
先に書けよという人も多いので、先に結論言っとこう。僕が得たものは
- 朝3時間程度の余暇
- 毎日を生きる自信
の2つです。
この前公開したpostがエラいバズりまして。
小心者なので、反応見るのが怖い人なのですが、観察してると予想外の方向に行くようなこともさほどなく、三日間ほどお祭り騒ぎを見守っていました。
10年間悩んでいた昼食後の睡魔問題を解決する為にした、たった一つの事 | いつか創造される何かは、今想像出来る未来 @geeorgey 吉田丈治
あの記事書いてみて、そしてレスポンスをもらってみて考えた事があります。
あれは、たった一つの事を変えただけで、眠くならなくなったよというシンプルな事が書かれていた訳ですが、大事な事は眠くならなくなった事じゃなくて、これが僕の人生にとってのクリティカルな課題であり、それが解決出来たという事。
クリティカルな。
生きていくのにシンドい事を一つやっつけたんですよね。
ここが一番大事な事です。
決して、昼飯を食べなければ眠くならない事が大事なのではないのです。
これは、僕にとってはすごくクリティカルでしたけど、そうではない人もいっぱいいるでしょう。
そういう人にとっては、あんまり価値のある記事では無かっただろうと思います。
悩みの程度は十人十色ですから、仕方がないですね。
一番多かった感想は、想像通りだと思いますが、昼飯食べたら寝られる環境を作れば良いじゃないか系の感想です。
でも、それはね、当然やってる訳です。
僕自身は、会社員じゃないですから、比較的時間の融通はきく方だと思います。
創業者チームですから、昼寝してても、今や誰も怒りはしないです。
そんな環境でも、相当な苦痛なんですよね。睡魔。
睡魔って、決まったタイミングで来るわけではないし、そのタイミングはコントロール出来ないんです。
これはね、苦痛。本当に。コントロール出来ない事が生きていく上で存在するというのは、非常に辛いです。
午後に予定なんて入っていようものなら不安で仕方が無い。寝ちゃったらどうしようと、そんな感じなんですよ。
なので、そのアンコントローラブルな事を残して生活するのは、ストレスフルなのです。
そう言うのは解決したいじゃないですか。
シンドい事をコントロール出来るようになる事で、得られるものがある
ライフハック系の記事は、割と拡散されますしよく見かけます。
それだけ色んなテーマで困っている人がいて、情報を欲しているんだなぁと思う一方で、どれだけ学びがあるのかはよくわかりません。
このタイムライン文化が根付いてしまったインターネットの世界では尚更。今や、記事タイトルだけを見て満足してしまうのもそう思う一因です。
なぜなのでしょう。
多分、その流れてくる情報には重みが付いてないからじゃないでしょうか。
僕は、自分自身をライフハックマニアだと思います。
より快適に生きていくということを追求するのが好きです。
でも、だからといって何もかもを試すのは無理ですから、試すものを絞らざるを得ません。
その結果の一つが、昼食後の睡魔でした。
毎日発生する苦痛。
これをやっつけたのは、すごい事でした。
実は、僕の生きていく中でのクリティカルな課題はあと幾つかあって
- 太りやすいこと
- 時間が足りない事
- 英語が話せない事
- プログラミング能力が低いこと
- 尿酸値が高めな事(ビールが好きなのです)
- 血圧が高めな事(遺伝か飲み過ぎかな)
とか、色々あるのですが(上が気付きやすい体の変化で、下に行くほど地味で分からないので対応されなくなる)
今年の時点で、このリストの一番上にあったのが睡魔です。それも10年間も解決できなかったという、、、
これは重いですよ。すごくヘビー。
何しろ、解決した!と思ってからまだ20日ですけど、生きやすいですからね。あの記事は、誰が得するって僕が一番得してます。
(そして、ちょっと前には二番目に歯茎から血がてるって言うのもあったんですけど、こちらも解決しています。バズらなかった理由は、そんなに沢山の人が悩んでいるものでもないし、共有するにはちょっと恥ずかしいからでしょう。僕も書くか迷ったし。)
【歯茎から】30過ぎたら歯医者へ行こう【血が出た】 | いつか創造される何かは、今想像出来る未来 @geeorgey 吉田丈治
クリティカルな課題はたくさんあると思います。
例えば、モテナイ、朝起きられない、仕事が出来ない、英語が話せない、歯が痛い、腰がいたい、体力がないなどなど。
挙げたらきりがないし、その悩んでいる期間や、その人にとっての重みは千差万別でしょう。
ただ、生きやすさと言うのは、きっと自分で切り開くしかないんだと思います。
だって、みんな持って生まれた肉体は違うのですから。
そして恐らく年齢によっても変わるでしょう。常に悩みは変わり続けるものです。
しかし、悩みは解決しうる"可能性"があり、解決することで生きやすくなるという事を心得ているか否かで、QOLは全然違うんじゃないのかなと。そんな風に思います。
僕自身が、今までに得たライフハックは、昼飯食べなければ、午後の睡魔はやってこないということと、どんなに辛い日々が続いてもビール飲んで笑ってれば乗り越えられるという事。そして、歯医者に行ってちゃんと学べば歯茎から血は出なくなる、の3つです。
ビールには欠点があって、身体は衰える一方なんですけど(苦笑。
そんなに辛い日々は長く続きませんよ。
裏付けのあるマイライフハックを持っていると、圧倒的な自信に変わります。これ、本当。
昼飯をやめたことで、僕が得たものは、生きる自信です。
*そうそう、最初に、朝3時間程度の余暇と書いてしまったのですが、4時起きで運動したり勉強したりしても眠くならない事が分かりました。
体調微妙な日は早起きなんてしないでそのまま寝ちゃうのですが、最近は22時過ぎに寝て4時に起きる感じで生きてます。
色々とはかどりますよ。
そして、ここまで書いてみて振り返ると、さっきの悩みの中にある「時間が無い」については解決しつつある気がします。
僕自身は、リバネスの代表の丸のように、体力がある人に生まれたかったなとずっと思ってきました。四六時中パワフルでいられるというのは凄いことです。なんで自分はこんなに体力がないのだろうか…と思っていたのですけど、眠くなるのは体力が原因じゃないってことに気付いて、自信がつきました。
失ったもの
失ったものはもちろんお昼ごはんを食べるという習慣であり、一生で食べる回数が激減したのですが、まぁそれは構わないかなという印象。
今のところ得たものの方が大きいなと感じています。
さて、次のライフハックは?
横浜マラソンのエントリーが奇跡的に当たりまして。目下減量中です。
そんな訳で、太りやすい体質を何とかするという所ですね。3月までには何かを得ていないと、本番で死ぬ思いをすることになるので頑張ります。
昼飯抜きライフについては引き続き経過をつぶやいています。ちょっとした事で失敗したりということもちょいちょいあるのですが、比較的安定してきたんじゃないかなと思っている昨今。よろしければフォローしてみてください。
一ヶ月後位にもう少し何か書けるんじゃないかなと思ってます。
昼飯抜きライフ15日目(11/11)
4時半起床。5時過ぎ〜7時までjoggingress。
16時位にチロルチョコを一つ口にしたらその後撃沈。朝走っても、眠くならないんじゃなかろうか?をテストしたかったのに誘惑に負けてデータとならず。その後20時位にフラフラになったので
— 吉田丈治→ResQue (@geeorgey) 2014, 11月 12