Gehirn RS2からさくらのVPSに乗り換えた
ユーザーが増えたからか、最近時間帯によって結構重たいことがある気がするので乗り換えた。乗り換え先のさくらのVPSは、会社でも使ってるので使い勝手が分かってるし金額的にも安いほうだと思うので。
Gehirnは、コマンドにちょっと癖があるのと、普段は業務上主にさくらのVPS使ってるので、たまにしかログインしないとお作法を忘れてしまう。
最近徐々にストレージが限界に達しつつあったし、引っ越してみようかなと。
前回の引っ越しは2012年にロリポからGehirnでした。
カッとなってやった。後悔はしていない。5分で出来るサーバー移転の話[ロリポップ!→GehirnRS2]
さくらのVPSは例によってUKlabさんの所に準じて立ち上げている。
さくらのVPSでWordPressを動かそう – 初期設定・セキュリティ設定編 - - UKLab開発者ブログ
一点注意なのは、nginxのビルド部分。
nginx1.4.7以降でビルドをしようと思うと、nginx.specの様式が変わっていてうまくいかない。
コケるのはnginx_cache_purgeの部分(つまり、付け足している部分)で、現時点(2015.2.5)で書いてあるとおりにやってもうまくいかない。
%patch0 -p0
の行がなくなっているので
%setup -T -D -a 10
を書く場所がわからなくなるのだが、これは入れないとうまくいかないので注意。
%setup -q
の次の行に入れればビルドは成功する。
もう一点。
--add-module=%{_builddir}/nginx-%{version}/ngx_cache_purge-%{ngx_cache_purge_version} \
--add-module=%{_builddir}/ngx_pagespeed \
この2つなのだが、
--with-cc-opt="%{optflags} $(pcre-config --cflags)" \
この行の次に入れただけではダメなのだ。
実はもう一箇所--with-cc-opt="%{optflags} $(pcre-config --cflags)" \が存在する。
最初に出てくるのは
%buildブロックで、その下に
./configureブロックがあるので、そこにも同様に、上記の2つを追加する。
こうすることで
nginx -Vをやったときに、ちゃんとインストールされていることを確認出来るだろう。
で、GehirnからさくらのVPSに引っ越してみてどうなのよということなのだけどこんな感じになりました。
2秒ほどPage load timeが縮まった。
あと、この画像アップしてて思ったのは上りのスピードが早いかも。
Apacheからnginxへの乗り換えなのでチューニングはこれからですが、速報値としてはそんな感じです。