良い社員が育たないとお嘆きの経営者の皆様に研究者採用をオススメしたい
リバネスでは、半期に一度の社員面接がほぼ終わり、これからまた半年走りだすぞというタイミングです。
最近では、社外の方にも、リバネスの社員についてお褒めの言葉を頂くことも多くなり、嬉しく思っています。
どんな点が一番評価されるのか。それは、「全員に会社の理念が浸透し、行動している」という部分だと思う。
リバネスでは、「科学技術の発展と、地球貢献を実現する」という経営理念を持つ組織で、スタッフ一人ひとりの「個」がネットワークを作っていくアメーバ型のチームになっています。
アメーバ型が故に、一人一人が自らの頭で考え、正しい道を行く必要があり、それを実現するには企業理念の浸透は不可欠です。
と、まぁ当たり前な事については、何かしらの書籍にでも書いてあるとおもうのでそちらにお譲りするとして、そんな組織運営をする上で「研究者」を採用するというのは、一つの解として有りなんじゃないのという提案です。
今回、全員の面接を見ていて思うのは、皆良く考えているなと。現状認識、課題が何か、どうやって越えていくのか、自分という範囲からチームという範囲に思考が至る人、社内から社外まで含めた世界観で物事を考えられるようになった人。
リバネスでは、社内の人材育成に結構な時間を費やしているのですが、組織が期待する成長のスピードを、自発的な成長スピードがだんだんと上回ってきているのではないかと思っています。
それってなんでだろうと思うじゃないですか。
僕ら経営層も、13年前に創業した時は、自発的に立ち上がりました。そこから自分たちで色んな事を作ってきた。会社組織というものを研究し、社員という立場を研究し、もちろん仕事の内容も研究してきた。自発的に。
研究者って、そういうのが自然なんだと思うんですね。
僕は良く、自分が通って来た道に高速道路をひくために文章を書いていると言う事があるのですが、リバネスの社内にもだんだんと高速道路が整備され、高速道路の終着点まで行った人たちが自らの発想で試行錯誤する事が出来るようになりつつあるのだろうと勝手に思っています。
こうした試行錯誤の素地をもった研究者採用、良いと思います。とはいえ、昨今では研究者の活用は課題となっています。これは組織側の体制に課題がある場合もあれば、研究者側の社会適応力に課題がある場合もあると思う。
両者に課題がある事は分かっているし、それを上手く回してきてリバネスの50人程度のスタッフが活躍しているので、褒めて頂けるならそんな人材を輩出していこうじゃないかというサービスも始めました>研究キャリアの相談所
最後は宣伝ぽくなってしまいましたが、こんな理由から研究者採用をおすすめしたいなと思う今日このごろです。