iPad/iPhoneで電子書籍を読む：リバネスで電子出版始めます
発売延期が決まったiPad。
実は先日、宇宙教育プロジェクトの一環で、スペースシャトルの打ち上げのタイミングで社長が渡米したのですが、その際にiPadをゲット。
iBooksがなかなかいい感じだったので、電子書籍を真面目に検討し始めるわけです。
とはいえ、何はともあれあれですよ、読んでみないと良さは分からない。
読むにはどうしたらいいかって？そりゃ、書籍が無いなら作ればいいんです。（現状のiPadはアメリカのiTunesStoreしかつなげないし、日本語の書籍が無い）
そこで、もうすぐで続編が書店にならぶ、リバネス出版の本、「博士号の使い方」を電子書籍化してみた。
見た感じは、こんな感じです。↓↓
電子書籍化については、ePubという形式に変換しただけ。
ちょっとしたXMLという感じです。とりあえず作ったので調整はまだやってないが、もっと読みやすくなるんじゃないかなぁ。
ePubファイルがちゃんと出来ると、iTunes経由でiPadに取り込める。（iPhoneの場合はそのままは出来なかった）
iBooks を開くと書庫にこんな感じで並ぶ。カバーは画像を設定してないのでデフォルトデザインになってます。
表紙画像
めくるとこんな感じになります。そして、電子書籍らしく、リンクも開ける。今はiBooksが閉じてSafariがたちあがるのだけれど、OS4.0になってマルチタスクになればもっと使い心地がよくなるのでしょうね。
iPhoneに転送するには、PCとiPhoneがWifiの同じネットワークに繋がってないと出来ませんでした。というわけでつなげてからやってみる。
WifiをつなげたらStanzaというアプリをインストール。
PCでは何を行うかと言うと、Calibreというソフトを使います。 ファイルを開いた後に画面右上にある基本設定と言うボタンをおす。
そうすると、ContentServerというのがありますのでそこをクリックし、StartServerというボタンをONにする。
その後、iPhoneでStanzaを起動。
ブックを取得というボタン（画面下）をおして、画面上部に出る共有というボタンをおします。
そうすると、先程PCで立ち上げていたCalibreが見えるでしょう。そこからBookをダウンロードする。そうすると、こんな感じによめます。
ePubファイルを、Stanzaのデスクトップバージョンで開くと、うまく読めないという場合にこの方法を試すといいですよ。Stanzaで開くと、不明とかなってうまく書籍情報が取得されませんでした。そして、何故かXMLファイルがそのまま表示されてしまう（謎
そんな訳で、リバネス出版は電子書籍を始めます。バックナンバーが読めなかったりする書籍もあったり、手に入りにくいものもあるので。
とはいえ、中身はいいものができてると思うんですよね。
ご期待あれ。