[Salesforce]行動ではメールアラートが使えないという課題を解決

   

先日、プロセスビルダーとフローという武器を得てしまった @geeorgey です。

Salesforce】プログラミング無しでもプロセスビルダーとフローを使えば結構イケる

従来のワークフローでは、なぜか行動をターゲットオブジェクトとしたメールアラートが打てず、なんか不便だなぁという状態でした。

行動 メール salesforceでググッてみると同じような悩みに対してQ&Aでできないよと答えているページが見つかります。

リバネスでは、外部との接触履歴を行動に集めて残しているのですが、メールアラートが打てないので仕方なく一日一度レポートを送信する事にしていました。それが解決。

やり方

まずはフローでメール送信のフローを作ります

フローは一つだけです。メールを送信。レコードができたらslackに送りたいのでタイトルはmailtoslackです(任意)。

mts.jpg

中身はこんな感じです。

mts2.jpg
  • 本文:mailTextという変数が入っています
  • 件名:mailTitleという変数が入っています
  • 送信者タイプ:OrgWideEmailAddress←これを指定しておくと送信者のアドレスで指定したアドレスでメールが送れます。これやらないと、実行アカウントのメアドで送られるので注意。
  • 送信者のアドレス:組織のアドレスとして登録してある必要が有ります
  • メールアドレス(カンマ区切り):ここにはslackのアドレスが入っていますが、送信したいアドレスを入れてください
objects.jpg

Flow Designerのリソースエクスプローラ部分の定義です。メールに使いたい情報があると思いますのでそれを変数にぶち込んでいくイメージです。必要な分だけ変数を作ってください。名前は適当で良いですが、行動のAPI参照名そのまま(__cは不要、エラーが出る)にしたほうが分かりやすいと思う。

テキストテンプレートというのは何かというと、変数を散りばめたテキストを作る事が出来るというもので、メール本文なんかはそこに入れてください。メール本文にあたるmailText部分はこんな感じになっています。

texttemp1.jpg行動の内必要な値を渡すことができたらプロセスを有効化して完成です。

フローを有効化してプロセスビルダーへ。

プロセスビルダーでプロセス作りましょう

シンプルです。行動の内、特定のフラグが立っている場合を報告とするというルールになっているので、行動の条件部分はそのフラグが立っていたらこのプロセスが立ち上がるというようにしてありますが、その辺は任意に設定してください。

probld.jpg

TRUEの時にフローが起動されるように設定。

フローに設定した変数で且つ使っているもの(上記で言えば、mailText等に利用されている変数。使ってないものは項目に出てきませんでした)は項目部分で選択が可能です。

項目を選択し、参照で値として行動の項目を選択すれば直接値を渡すことが出来ます。便利!

pb2.jpg

こんな感じでメールが発信出来るようになりますよ!!

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