WordPressで自分的に一押しの有料WordPressテーマ「Newsmag」
WordPressを使い始めて5年になります。それ以前はNucleusというCMSを使っていましたが過疎ってきたので乗り換えました。Nucleusの前はXOOPSなんかを使っていたりもしました。懐かしいですね。
WordPressを使うようになり、CMSの高機能化の恩恵を本当に感じています。特に、デザインテンプレートの豊富さが本当に凄くて、それまでのCMSだとテンプレ使う=ちょっとデザインに妥協するみたいな面があったように思うのですが、近年のCMS回りではきちんとエコシステムが整えられていて、テンプレを作って売る人がいれば、デザインはそういう人の恩恵に授かって自分のコンテンツで人を集めるのに集中しようという感じで上手く分業ができているのが素敵だなと思っています。因みに僕は後者なので、それまでやっていたWebデザイン的な作業は5年前を境にしてほとんどやらなくなってしまいました。(ここに来て、諸々の準備が整った関係で、そちらももう少し必要だなと思い直している所ではあります)
前置きが長くなりましたが、イチオシの有料Wordpressテーマを紹介したいと思います。
オススメテーマ NEWSMAG
NEWSMAGのテーマファイルは英語で出来ていますが、さほど困る要素は無いと思います。
NEWSMAGのおすすめポイント:アップデートが頻繁であるということ
WordPressのテーマを選ぶにあたって、僕が重視しているのはアップデートです。
この五年間で多くのサイトを作ってきたのですが、テーマ選びを自由にやらせていた時期があり、そのタイミングで採用したテーマが全くアップデートされずに残ってしまって、Wordpressのバージョンアップに耐えられなくなりあえなく死亡みたいなパターンをいくつも見てきました。
これ、本当に怖くて、Wordpressのアプデを行った瞬間に画面真っ白で呆然とするということがままあったわけです。そこで、持続性のあるWordpress環境を維持する為にアップデートが成されないテーマを使うのはNGにし、無料テーマも基本的には使わない方針に変更をしました。
最新バージョンがVersion 2.3.4 – December 24th, 2015
記録が1.6からしかありませんがVersion 1.6 – February 26th, 2015
と、2015年は2〜12月の10ヶ月で実に10回のアップデートが行われています。
僕が初めてこのチーム(TAGDIV)の作るテーマを購入したのは、これの前作Newspaperだったのですが、この時にこんなに頻繁にアップデートが行われるWordpressのテーマがあるのか!と驚いたことを覚えています。これも気付けば6.3.3てものすごいバージョン番号がついてました。
Newsmagの見た目はどんな感じ?
これはNewsmagのデモサイトをみてもらうのが一番です。
見せ方のパターンが7つ定義されていますよ、と。
これはあくまでもイメージなので、自分で如何ようにでもアレンジが可能です。
固定ページだろうが、投稿ページだろうが、これらと同じようなページ構成を自由自在に定義できます。本当に自由です。
使用例
- 弊社リバネスのコーポレートサイト(左上の一般的な形ですね)
- 弊社サービステックプランター(パターンで言う所のFasionみたいに全面写真を採用)
他にも、色々な所で使っています。一つのテーマで無限のパターンが作れるので、これでオペレーションを社内で共有してしまえば誰でもページ編集が可能になるということで、メンテナンスコストが分散できて助かっています。
管理方法などの、オフィシャルドキュメントはこちら(英語)
使い方がわからない時はまずデモコンテンツを突っ込む事が可能
いきなりこれを使う!と思ってもなかなかハードルが高いのが、何をやったらそういう見た目になるの?というのが分からないことだったりします。しかし、安心してください。デモコンテンツのインストールが可能ですよ!英語のドキュメントが分からない!という人でもこれらのコンテンツをインストールしてしまえば何がどうなっているのか一目瞭然で分かります。
しかも今見たら7パターンもあった…進化している!!
これをインストールして管理画面からページ構成を学べばバッチリだと思います。
Newsmagの管理画面の様子
リバネスのトップページの固定ページ編集画面の様子。
こんな感じになっています。
ページの構成にはVisual Composerを使っています。これ自体が$34と考えると、Newsmagが$49なのでかなりお買い得感がありますね。(因みに、Visual Composerがアップデートされると、アップデートファイルを届けてくれるのでいつでも最新版を使うことが出来ます)
コンテンツの配置の仕方は、+ボタンをおして、そこに何を置くかを選択するだけです。
各ブロックのバックグラウンドの色を変えることが出来たりもします。
こちらのページを参照。背景色が変わっています。
Visual Composerの適用は固定ページ・投稿等、自由に設定が可能なので、事実上どのページがトップページでもOK構成みたいなものも簡単に出来ますよ。ランディングページ毎に作り分けるということも容易です。
テーマの管理画面はTheme Panelに集約
こんな感じで、ヘッダ・フッタの設定や、広告の設定。Adsenseなんかは自動でサイズ調整してくれたりするので賢いです。
カテゴリごとに見せ方変えることが出来たり、翻訳を変えることも出来ます。
設定をExportする事もできるので、Wordpressの移行時なんかには重宝します。
Newsmagはスピードにも気を使っている
WordPressは基本的には重たいCMSだと思います。それを回避し、より早くコンテンツを届けるための仕組みが導入されています。
別途プラグインでTagdiv speed boosterというのがついてくるのでそいつをインストールしておくと良いです。
3.3sでした。Yahoo!Japanで3.8sとかだったのでまあ悪くはないのではないでしょうか。
使いこなせば何パターンものサイトを一つのテーマで作れます
ということで、一つのテーマで見た目がかなりいじれますし、CSSのカスタマイズだったり、ページバックグラウンドに画像いれてしまったり、メニューカラーを変えるとか、もうそんな事を積み重ねていったら、同じテーマで作ったサイトかどうかなんて分からないかもしれません。
終わりに
大分長くなりましたが、Newsmagの紹介でした。こいつを使って、是非コンテンツの中身にもっと時間をかけられますよう祈っております。
購入はThemeforestから。Paypalのアカウントが必要になります。
是非どうぞ。一押しです!
分からないことがあったら聞いてください
分かる範囲で教えますよ。ここのコメント欄かTwitter @geeorgeyまでお寄せください。