OpenX2.8.7を使ってみた:セットアップから配信までのチュートリアル
2012/08/15
OpenXはシンプルに言うところの、広告配信プラットフォームだ。
サーバインストールでの利用が可能になっている。
何が出来るの？
広告の出稿管理です。
どのサイトにどのバナー出しますか？みたいなのを管理できる。
何で利用しようと思ったの？
リバネスも、展開するサイト数が増えてきて、バナーの管理が煩雑になってきました。
直接HTMLに貼りつけて誘導しているので、バナーの更新が面倒なことこの上ない。
例えば、someoneという冊子のバナーは、季刊誌なので年に４回更新される。
それを色んなサイトに貼り付けるとか正直無理です＞＜
何かいいソリューションないかなと思っていたときにOpenXを思い出したという訳。
広告配信プラットフォームなので、もちろん外部の広告バナーを配信することも可能ですが、
そもそも利用しようと思ったきっかけは、自社の誘導管理を簡単にしたいというサボり根性からですよ。
ダウンロード先はこちら：OpenX Ad server solution
とにかくこいつは使い方がややこしいのでまとめておきます。
何しろ、昔から知ってたのに、使えるようになったのいまですからね…（汗
使用しているバージョン：2.8.7
ここでは、まず簡単にバナー配信を始めるにはどうしたら良いかという事について書いています。
上級者向けの情報ではないのであしからず。
利用までの手順はこちら
１：まずはインストールしましょう
２：広告主の登録
２－２：キャンペーンの登録
２－３：バナーの登録
３：Webサイトの設定
３－２：ゾーンの設定
３－３：Webサイトへのタグの貼り付け
４：配信の設定をする
４−２：キャンペーンにゾーンをリンクする
４−３：ゾーンにバナーをリンクする
最後：画面を見て確認だ！
という感じです。
１：まずはインストールしましょう
インストール手順はこちらのページが詳しいのでそのままやるといいとおもう。
OpenXのダウンロード先が変わってるのでリンクしとく
ここからサインアップしないとダウンロードできない。
インストール後は、configファイルのパーミッションを変更しておかないと、画面に大変危険ですみたいなメッセージが出て気になるので変える。
変更後はこんな表示に変わる
しかし、どのファイルかわからないのはなんとかならないのかなぁ。
変更すべきファイルは
PATH/var/default.conf.php
PATH/var/設定したドメイン.conf.php
という二つのファイル。
# chmod 400 default.conf.php
# chmod 400 設定したドメイン.conf.php
でOK。
２：広告主の登録
管理画面＞インベントリ＞広告主
画面真ん中当たりにある、広告主の追加リンクをクリック。
こんな感じで適当に埋める。
広告の配信結果などのレポートがここで入力したメアドに届く。
何で英語表記にしてあるかというと、何故か文字化けするからです。
解決策知ってる人教えてください
まぁ設定値なので、自分がわかるような英字表記にしておけば問題ないですよ。
これで広告主の登録は完了。
これで広告主の登録は完了。
２－２：キャンペーンの登録
次にキャンペーンの登録です。
キャンペーンとかゾーンとか、出てきますけどよくわからない人はこの概念てページを見るのをおすすめします。図で簡単に説明してある。
・広告主が広告誘導のためのキャンペーンをいくつか持っている
・Webサイトには、広告を配信するための領域（ゾーン）が設定されている
この二つをマッチングするのがOpenXの仕事という訳です。
キャンペーンの登録は
キャンペーンの追加リンクから行います。
名称：適当に
キャンペーン名：３種類ありますが、今回は定常的に誘導したい（配信制限を設けない）のでRemnantを選択します
あとはデフォルトのままでOK。
インベントリ＞バナー
これでバナーの設定が完了。
設定値はこんな感じで。
２－３：バナーの登録
キャンペーンにバナーを登録します。
目的の誘導キャンペーン用のバナーを準備しましょう。
配信先のWebサイトがどんなゾーンを設定しているかを考えて、複数のゾーンがある場合は、ゾーンサイズに合わせたバナーを作ります。
インベントリ＞バナー
からバナーを追加をクリック。
こんな感じのページになります。
これでバナーの設定が完了。
３：Webサイトの設定
まずは配信されるWebサイトを登録しなきゃ始まらない。ということで設定します。
このブログがリストされてますね。
設定値はこんな感じで。
例によって文字化けが発生しましたので英字表記にしてます。
３－２：ゾーンの設定
ゾーンの設定というのは、そのWebサイトのどこを広告枠として提供するかという意味です。
このブログでは、右上の部分に一つ枠を設置しました。
インベントリ＞ゾーン
ゾーンの追加をクリック。
そのWebサイトのどこにどのサイズの広告が配信されますか？って事なので重要な部分です。
３－３：Web
サイトへのタグの貼り付け
サイトへのタグの貼り付け
次に、広告配信用のタグを取得します。
これの場所がわからなくて相当時間食いました…
オススメなのは
Webサイト＞広告表示コードの生成
から、サイトに設定したゾーン全てのコードを取得してしまう方法。
「生成する」を押すと、新しいページが生成されます。
生成されたページには
・Header Script
・Adscript
の二つが生成されます。Adsrciptはゾーンの数ぶん全部出力される。
ここで生成されたスクリプトを、Webサイトに貼り付けます。
Header Scriptは、その名のとおり、サイトの <head></head>の間に。
Adsrciptは、表示したい場所のHTMLに挿入します。
このブログの右上のコードはこんな感じで挿入されてます。
４：配信の設定をする
４－２：キャンペーンにゾーンをリンクする
誘導したいキャンペーンに、誘導したいサイトのゾーンを割り当てます。
インベントリ＞キャンペーン＞キャンペーン名のリンクをクリック
これでゾーンのリンクが完了。
４－３：ゾーンにバナーをリンクする
次は、そのゾーンに配信されるバナーを、ゾーンの設定から行います。
インベントリ＞ゾーン
リンク済みバナーをクリック。
実際はバナーの選択が現れるんですけど端折ってます。
これでリンクが済む。
最後：さぁ、画面を確認してみましょう。
配信が完了しておりましたとさ！！！お疲れ様！
という訳でここまでで配信が完了します。おためしあれ。
高度な機能については、今後の利用ということで初心者講座でしたとさ。
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文字化けどうにかならないかな～。
configの設定では解決しなかったぞ…