2018年は引き続き「upgrade」志向で。
昨年の年始の投稿はこちらでした:2016年より2017年が楽しみな理由
2017年にやるべき事は時間をひねり出すことだと書いていたようですが、ここについてはそれなりに結果が出ている気がします。
年始にこんなことも書いたのですが
できるだけ安価に、良質な遠隔コミュニケーション環境を作りたい<完結編>
現在リバネスは、東京・大阪・秋田・熊本・沖縄・シンガポール・マレーシアの7箇所に拠点があり、70名程度のスタッフで回っているのですが、お互いにそこにいることを常時感じ取れるというのは、心の障壁を取り除くのに重要だったようです。実はこれだけでは飽き足らず、今アップグレードの為の準備をしていたりもするのですが、色々と試行錯誤しながら物理的な距離を0に近づける努力をしているところです。
2018年の最初に伝えたかったこと
リバネスは2001年の12月に、教育事業でスタートした会社です。難しいサイエンスを分かりやすい形にして、それを面白いと思っている人が、熱を持って伝えるということをビジネスにしたのが始まりでした。
時は流れ2018年。
中高生向けのいわゆる教育事業のみではなく、研究者の人材育成、リアルテックな創業者の支援/育成と、大きく括ればリバネスがやっていることの本質は「育成」になります。
2001年当時に、最先端の研究を大学で実践していた我々にとって、そのワクワクを伝えることは比較的容易でした。しかし今現在において当時やっていたことをそのままやっていたらどうでしょう。16年の間に、当時の最先端はとっくに陳腐化している訳です。
陳腐化していく自分から目をそらさないこと
2017年には、なぜ時間をひねり出すのかというと、一次情報の取得には時間がかかるからと書きました。
2018年は、それに加えて、「育成」に耐えうる知識の体系化を自ら促進する為に必要になってくるという事を付け加えたい。
その為には時間がとにかく必要になるのです。
今まで当たり前に続けてきたことは、果たして今現在も必要なままでしょうか。
時代が変わり、人が増え、コミュニケーションの手法が多様化した現在では、もはやその役割を終えたよねと言えるような慣習が残っていたりはしないだろうか。
役割を終えただろうといえるように
個人的には実はこれが重要だと思っています。
日々のルーチンにどうやって別れを告げるのかということは常に意識していきたい。
あの時は◯◯という理由でこういうやり方を導入したが、今では当たり前の事になっていて二度と元には戻るまい。そういう部分を「upgrade」し、より良い活動へと歩を進めていくような部分に注力をしていく1年になるだろうなと考えています。
2018年も楽しみだ!
去年のブログpostは17postsだった模様。