三軒茶屋アゲマキという飲食店の目指す方向性と現在の悩み

   

staff

雪が降ってましたね。
こんにちは、吉田丈治です。

12月より、三軒茶屋にて飲食店の直営を始めたリバネスですが、年末年始を乗り越え、しばらく時間が経ちましたので、Webリニューアルをきっかけに、色々と整える時期に入ってきました。

今日は、そんなアゲマキという飲食店を

  • リバネスがどう活用していくのか
  • 飲食店でのIT活用をどうしているのか
  • 現在の悩み
について赤裸々に語ってみたいと思います。


飲食店というものは、やはり現場に居る人じゃないと、お客様との関係性や土地柄、雰囲気といったものは掴めません。僕も足を運ぶといっても毎日じゃないので、そこのところは現場スタッフとシェアするのが一番です。

そんな訳で、昨日現場責任者、シェフ、僕、地域開発事業部長塚田の4人で打ち合わせをしてきました。

リバネスがアゲマキをどう使っていくのか
ご存知の通り(?)、リバネスは飲食店のみをやっている会社ではありません。
サイエンスを出発点として、全国で教育事業を展開してきたリバネスですが、当然地方に行けば、地方の行政・企業とつながりが出来ます。
リバネスは教育事業のみを行う会社ではありませんので、地方に行った際に色んなコミュニケーションを取ることになるわけです。
その中に、地域の特産品を扱う生産者の方も少なからず含まれていた訳ですね。
そんな中で出会った方に、石垣島の金城さんという方がいました。

アゲマキは創業当初より、石垣牛100%のハンバーグを提供するという形で、地域の素材を提供するというアンテナショップ的な役割を演じています。

現在のリバネスのテーマは、サイエンスと地域開発にあります。
教育に地域は切っても切り離せない、そんなところからスタートしているのです。

リバネスとしては、今後、地域の素材の提供や、植物工場で作った野菜を堪能していただいたり、リバネス社員で作ったリバネス米を提供したりと、会社としての活動を通じて得られた食材を、そのストーリーと共に提供していく、そんな場所にしていきたいと思っています。
アゲマキが目指す方向性
では、そのアゲマキという店が目指す方向性はどこでしょう?
アゲマキという名前にはこのような由来があります。
アゲマキの名前の由来は、歌舞伎「助六」の恋人「揚巻」から付けられています。
皆に愛される女性である揚巻のように、皆様に愛され続けるお店になるよう願いを込めました
皆に愛されるお店になるように。
きっと飲食店を経営する人なら少なからず思っていることでしょう。
では、それをどのように達成しますか、というのが問題です。
  • 食事が究極に美味しい
  • 店舗の雰囲気が良く居心地が良い
  • スタッフの人柄が良く、お店に行くと楽しい
  • その他色んな指標があるでしょう
飲食店というのは、難しい物で、誰がどこを気に入ってリピートしてくれるかは人それぞれです。
そんな中で、限られたリソースを120%使い、お客様に満足いただける店舗をつくりあげなきゃいけません。そうしないと、市場から退場しなければならなくなります。

アゲマキが目指すべきは何か。
まず、料理については自信があります。
パークハイアット出身のシェフ、池田が渾身の力作を作り続けています。
友人を何人か連れてきて、ご意見頂戴してみましたが、味は良さそうです。
k
僕は、小さなバーで数年間働いていたことがあり、お客様との距離感とかはあの雰囲気が良いなと思っちゃうタイプだったりします。ある程度の常連さんがいて、一緒に雰囲気作りをしていく、そんな感じです。
そうするには、お客様とのコミュニケーションは必須ですし、それなりに時間をかけることになるわけですが、現場としてその辺はどうなんだろうなとずっと思っていました。

昨日のミーティングで良かったのは、ここがクリアになったことだろうなと思います。
池田シェフはね、ホテル出身なんだけど、お客さんとコミュニケーションを取りたいタイプでした。(勝手な思い込みなんだけど、ホテルとか聞くとあんまりお客さんと直接コミュニケーションしなそうな雰囲気がありそうだなとか思っていた)

何しろ、自分で選んだワインを、それに合う料理を作って提供するんだから。
もっとお客さんとコミュニケーションを取って、おすすめできたら良いなと。

池田シェフはそんな人です。是非アゲマキに来たらおはなししてみてください。
という訳で、コミュニケーション上手なお店へとどんどんしていかないといけないね、という点が明らかになっています。

店舗の雰囲気という点について
アゲマキの店舗内は、コンクリート打ちっぱなしなんですね。
おしゃれといえば、そうなんだけど、逆に寂しい感じにも見えてしまう。
これはなんとも悩ましいなぁ、という所です。
おされな感じを保ちつつ、賑やかさを出すにはどうしたら良いだろうな。
改善の余地があるとは思いますが、徐々に変化させていこうと思います。
せっかく植物工場をやってるのだから、店内でレタスやいちご育ててみたらいいじゃない!という話も出ました。導入出来るくらい利益が乗る店にしたいなぁ。
と、まぁ現状やりたい事の方向性は現場もリバネス社員もだいたい同じ方向を向いています。
あとはお客さんにもっと楽しんでもらう。それに尽きますね。
小さなお店のIT活用について
アゲマキでは現在
といった五つのメディアを使って情報発信をしています。
ぐるなびは有料になりますが、その他は自社運営なので人件費がかかるというくらいですね。
ブログとホームページの違いがだんだんなくなってきた気がするので、どう差別化しながら進めようかとは思っていますが、一番の違いは誰かが記事にコメントできるか否か、に絞っています。
オフィシャルホームページに色んなコメントが書き込まれるというのは、良し悪しあるのかなということで、現状はブログ側に集めてます。
ホームページはWordpressで組み上げ、問い合わせフォームから送られたメールは即時に関係者の携帯に転送されるように設定しました。
徐々に、Webからの問い合わせが増えているので、間違った方向ではないのかなと思っています。
今のアゲマキの悩み
現状のアゲマキの悩みは、ディナータイムの営業になります。
ランチ営業はコンスタントに一定以上行くんですけどね、ディナーは波が激しいんです。
ランチタイムのお客さんをディナーに誘導すれば解決じゃん!と、シンプルに思っていたのも、難しそうな状況。
なぜかというと、ランチタイムは近所の主婦層のお客様が多いんだとか。
三軒茶屋って、ちゃんとその土地に住んでる人が多い地域だったりします。
主婦の皆さんに、夜も来てくださいね!は、若干敷居が高い。
それで、ランチとディナーの客層がちょっと断絶しちゃっているんですね。

立地なのですが、アゲマキがあるのは、三軒茶屋の繁華街側ではなく、逆側なんですよ。here_03

僕自身、三軒茶屋に住んでた事がありますが、こちら側って行ったことがなかった。
なので、今のところ知る人ぞ知るお店なんですね。
表側にないので、近所のオフィスの方々が仕事帰りに足を運ぶという所には至ってないみたいです。

ディナーの顧客層をもっと開拓しないとな~。
その辺が、現在のアゲマキの課題です。

三軒茶屋で一緒に働きませんか?
さて、最後に、現在アゲマキではスタッフを募集しています。
社員:厨房スタッフ。池田シェフと一緒にお店を盛り上げたい!という出来れば若手が良いです。
アルバイト:ホール担当。女の子がいいかな。時給1000円。

連絡は問い合わせフォームから!お待ちしてます。

三軒茶屋で働きたい!
まだまだ駆け出しのアゲマキを一緒につくりあげたい!という元気な方をお待ちしています。
ブログで告知しているということはもちろん、情報発信上手な方であると尚いいなと思っている次第。

どうぞよろしくお願い致します!!
色んな事やって、盛り上げましょ~!!

個人的には月1位、JAZZバンドの演奏会入れたいんだけどな。 検討中。

予約・お問い合わせはメールフォーム

おすすめ記事一覧

 - リバネスのお仕事, 飲食店のIT活用