Twitter&Facebookでキャンペーンをやるときのコツその1:恵方サブキャンペーンを企画してみて

      2012/08/15

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雪はすっかり溶けましたね。今朝は歩道が雪だらけで死ぬかと思いました、吉田丈治ですこんにちは。

amazon.co.jpでリバネスを検索すると、こんな本が出てきます。




2009年よりスタートした、野菜ラボプロジェクトは、日本サブウェイとリバネスの共同ブランドです。そのブランディングの中でTwitterアカウントやFacebookページの運用について、僕が中心となり指揮してきました。

その中でいくつかの著書に取材されたときに僕が載ったという訳です。

今年は、年始より何度かテレビにサブウェイが取り上げられるということもあり、色々考えながら運営をしています。
その中でも、今年二回目となったのが、恵方サブキャンペーン2011でした。キャンペーンの詳細は野菜ラボのページに譲るとして、今回はキャンペーン実行時のちょっとしたコツをシェアします。
キャンペーンを張ることの狙いは何か
もちろん、日本サブウェイに取ってのキャンペーンは、売上向上が第一です。しかし、この新しいブランドである野菜ラボは、サブウェイたんが運用するTwitterアカウントを中心として、丸ビルの実店舗「野菜ラボ」Facebookページ、と、リアルとバーチャルの両面で展開されており、単純に売上をあげるというよりは、ブランド構築を重視して運営がされています。
ブランドという意味では、まだまだ知名度の向上が必須な状態ですから、キャンペーンの狙いは、@subwayjpおよびFacebookページのフォロワー数の向上に重点をおいています。

大抵のTwitterキャンペーンは、その拡散力に期待をされている
これは間違いありません。
毎年やっているキャンペーンでは、ある一定のコメントをつぶやいてもらうことで、キャンペーンの応募とします。というルールにします。そうすれば、もちろんユーザはそのキーワードをつぶやかざるをえない訳です。
キャンペーンが魅力的なものであれば、そんなシンプルなルールだけで拡散していくことになります。

ただ、TLに流れるキーワードも、相当量流れることを考え、そのキーワードを目にした人が不快に思わないものにしましょう。そうしないと、大量にPostされたはいいものの、逆にブランドを傷つける事に繋がってしまいます。

キーワードが適切に拡散する為の構成
最初、キーワードはこんな形になっていました。
恵方サブなう!皆でいいね!しよう♪→ http://on.fb.me/fsub #fsub

このキーワードをつぶやいてもらえればエントリーな訳です。
丁度Facebookに注目が集まりつつあるタイミングでしたので、これを見た人がFacebookに触れるきっかけになれば、キャンペーンに巻き込まれた人にも何かプラスがあるだろうということで、このような内容に決定しています。

キーワードはちゃんと構成しないと落とし穴がある
しかし、このキーワードはダメでした。
こうすると何が起こるかというと
@subwayjp 恵方サブなう!皆でいいね!しよう♪→ http://on.fb.me/fsub #fsub
こんな感じで、リプライを投げてくるようになります。
これは盲点でした。これでは拡散していかない(笑

即座にちょっとキーワードを変えさせました。
恵方サブなう!皆でいいね!しよう♪→ http://on.fb.me/fsub #fsub @subwayjp

キーワードの最後に @subwayjp を付けちゃったんですね。
するとどうでしょう、最初に@subwayjpを付けてくる人はいなくなりました。

キャンペーン参加者は不安なんですね。
ちゃんと自分の投稿がカウントされているのだろうかと。だから@subwayjpに直接リプライを届けるという行動にでるのです。
ちょっとした工夫で、拡散力は上下する
今回一番の教訓はこれです。
Twitterで行うキャンペーンの何が良いかというと、リアルタイムで進行しながら柔軟に対応が出来るということでしょう。もちろん今回行ったような、24時間リアルタイムキャンペーンは企画者と、運用者がキャンペーン期間中の24時間Twitterに貼りつく必要があるのですが、逆に貼りつかないでキャンペーンを運用するのは怖いなと感じます。修正が効かないからね。
とりあえず第一弾のノウハウでした。
興味がある人がいたら、続きがアップされるかもしれません。
次回のテーマは、お金をかけずに安全にキャンペーンを展開するには。みたいなところが良さそうでしょうかね。

企業アカウントもかなり増えてきました。中には鳴かず飛ばずのアカウントを苦労して運営している人も少なくないでしょう。そんな皆様の一助にならんことを。

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