六次化人材四日目:モジュール2:地域ブランドづくりとブランドコミュニケーション
引き続き、ま~るかめ農園の亀田さん
ブランドは作って作れるものでもない。
米が不作だった2010。
二等米ばっかりだった。
じゃぁ、消費者が手に取るお米の値段は安かったか・・・?
そうでもないのが不思議な部分…差額はどこへ…
松山市のネット畑
リアルFarmVilleをやってるらしい。
うまく言ってるかどうかは不明。都市と地域を結ぶ。
貸農園、うまくいってるのか。
富裕層向けなんてものもあるようだ。
有機野菜を海外宅配というモデル
海外の日本人向けのサービス。
アキバ米とか。
生産者連合が一つのポイントになるのでは
なんで作るのか?→売りたいから
今は、若いだけで強みになる。
若いだけで引き合いはあるが…
現実的には、自分の対応できない作物を求められたりする。対応不可能。
もったいなくない?
↓
みんなで組んで、お互いの穴を埋めて、企業との取引をまとめよう
一件の農家で対応出来ないものを、連合を組むことでビジネスにする。
周辺地域みんなで組んで、土地もまとめちゃって、うまく連合するとか出来ればいいのにね。生産コストが下がるし。
今までJAがになっていた、安定供給という安心を、連合で担っていく。
価格決定権を自分達に取り戻す。
- 農業ブランドと工業ブランド
- 地域ブランド
- なぜブランドが必要か
- ブランド開発の軸
農業ブランドと工業ブランドの違い
- 品質保証の主体がわかりにくい
- 傷みやすい、大きさ、色、糖度を画一化出来ない
- 地域の文化や土壌、気象条件
品質は相手が気候だったりするので、一定にというのは難しい。
それが農業のブランド化の壁になる。
らでぃっしゅぼーややオイシックスといった、独自の尺度で評価をする。そんなやり方もある。
あれはわかりやすさを体現するとう旨のものだ。
地域ブランドとはなにか
地域を主に経済的な側面から捉えたときの、生活者が認識するさまざまな地域イメージの総体
地域名+商品・サービス名
栃木は特徴がない!?
日光・下野?
なかなか難しいようだ。
イメージ作りを地域全体から行っていくような取り組みをしたい。
地域ブランドランキング(日経MJ2005年より)
TOP15
- 松阪牛
- 夕張メロン
- 神戸牛
- 名古屋コーチン
- 鹿児島黒豚
- 有田みかん
- 越前がに
- 松葉ガニ
- 浜名湖うなぎ
- 広島かき
- 魚沼産コシヒカリ
- 秋田産あきたこまち
- 米沢牛
- 雪国まいたけ
- 明石たこ
栃木県のランクイン
27位:栃木とちおとめ
82位:栃木産こしひかり
有名ブランドの特徴
有名になるとどうなる?→偽物が出てくる
農業ブランドの特徴は何か?品質保証がしにくい。
松阪牛はどうしているか。
松阪牛個体識別管理システムを開発。
かごしま黒豚
黒豚証明書、販売店の指定、生体の移動禁止
かつて歩く野菜と言われた。
歴史が古い。
夕張メロン
各農家が出荷時期を調整するという事をして、生産地として有名になった成功例。
なぜブランドが必要か?
低い収益性。どうしたら農業で食べていくことができるか。
やり方を変える必要がある。
六次産業化
新しい販路開拓、新規商品。新しい農業の形が必要だ。農作物を作るだけが農業ではない。
市場調査、マーケットイン
マーケティング戦略が必要だろう。買い手は誰だ?
何を軸にしたブランド開発なのか
六次化のキーポイントは、安定供給にもある。つまり、農家が主体としてしっかりと進めていく事がキーだ。農家が主体として六次産業化していくには、ブレーンが必要になるだろうな。六次化プランナーに必要な事は、適材適所が分かり、売るところまでをイメージする事が出来るか否かだろう。人材ネットワークをもち、成功体験がある人が一番早いが。結局のところ、各自のスキルに頼るわけではなく、六次化プランナー同士でリソースをシェアする事が全体としての成功につながるようなきがしてきた。
地域ブランド紹介