超異分野交流会2011&2010年度リバネス卒業式開催

   

gradu
3月19日土曜日晴れ

かなり暖かく、春の陽気ですね。
東北地方にも、暖かい日差しが届いていますように。

今日は、リバネスの一大イベント。
超異分野交流会2011&2010年度リバネス卒業式の日です。
毎年3月に行われているこのイベント。概要はこんな感じです。


超異分野交流会

もともと、3月に、リバネスのインターンシップを卒業する学生が、自分の研究分野について分かりやすく発表するというイベントを開催していました。
ミニ学会的位置づけなのですが、一つ重要な点があります。

リバネスのインターンシップでは、小中高校生に向けて実験教室の提供を行うという活動を通して、理系人材が苦手とする一般の人・特に子どもたちとのコミュニケーション能力を伸ばします。(他に、リーダーシップ、ライティングスキル等々、受け持つミッション・自分のやりたい方向性によって伸ばすスキルは様々です)
実験教室では、子どもたちに分かりやすくサイエンスを伝えました。
その集大成として行うのが、自分達の仲間たちに向けて、自分の研究を分かりやすく伝えることです。
僕は半導体の研究をしていましたので、ライフサイエンスには疎いです。
その逆も然りです。
リバネスは当初ライフサイエンス分野に人材が偏っていましたが、現在は様々な分野に分散するようになりました。

バックグラウンドの違う人達にむけて、ほら、この研究面白いでしょ?
その面白さを伝えるのが超異分野交流会の位置づけです。
分野横断的に一箇所に集まって、研究発表を行うというスタイルでやっています。

昨年からは、リバネス研究費の採択者にも発表を行ってもらうようになりました。
だんだんと、うちわでやっていた超異分野交流会は、いわゆるインターンシップ生の外部にいる人も巻き込みつつあります。

超異分野交流会の会場は、終了後に盛り上がるんだなぁ。

色んな分野の人がいるので、終了後は、自分の興味ある人と、それぞれ盛り上がるみたいです。学部生も修士もドクターも関係ない、そんな会場の様子。 

そして、リバネスの卒業式。
これは、3月末でリバネスのインターンシップを終える人たちを盛大に送り出す仕組みです。
これまでに延べ人数は100人を超えました。
卒業証書には通し番号が振ってあります。今年は何番までいくのだろう。
卒業式は一つの区切りです。
社会に羽ばたいていく人も入れば、アカデミックで研究を続ける人もいる。
本当に様々です。
そんな彼らと、将来また何か一緒に出来るといいねという願いも込めて、毎年開催しています。

色んな人が成長し、羽ばたいていくのがリバネス

卒業生は色んな分野で活躍しています。
設立当初、社員が0だったリバネスも、卒業生の中から数名ずつ採用し、現在では40名の組織になりました。

自分の前に道はない、自分達の後ろに道が出来る
それを地で行く会社が10年弱の時を経て、できつつあります。

卒業後にも、年に何度か会う機会があり、社会に出た元インターン生がリバネスで仕事がしたいと戻ってくるということもあったりします。
人を育て、育った人が羽ばたいていく
羽ばたいていった人がまた帰ってくることで、我々に新しい風を与えてくれる

これはインターンシップのみではなく、小中高校生の実験教室体験者も同じだったりします。
高校で実験教室を体験した生徒が、大学生になってインターンシップをやりたいとリバネスに入ってきたりもするわけですね。
そして言うんです「自分の母校で実験教室をやりたい」と。

循環系を作ろう
リバネスが始まった当初からやってきたのは、この循環系を作り続けてきた、それに尽きると思います。循環系はどこに備わるかというと、ハートの中に備わるのです。
ここで得た体験・経験を意識することなく、きっと卒業していくみんなが循環系をつくることが出来る。
自分がいることで、誰かが成長し、その誰かが又誰かを成長させていく。
たまに、自分のルーツを見に行ってみる。それがリバネスでいいのです。

リバネスの名前の由来はLeave a Nestから来ています
「巣立ち」を意味するこのリバネスという名前。
我々は、ずっとここで誰かが育つための巣をつくり続けてきました。
いつでも振り返って、見つめることが出来る巣がそこにある。
そんな些細な事しか出来ませんが、日々リバネスは活動を続けています。
羽ばたいていった人たちに負けない活躍をするためにね。

この荒波の立つ日に、元気に乗り越えていけるであろう人材を輩出できることを誇りに思います。

毎年、卒業式の日は、お祝い半分、身が引き締まる思い半分なんだよな。
明日からまた頑張ります!

発表お疲れ様
卒業おめでとう
皆さんの活躍が、我々の追い風になります

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