自粛ムードで倒産しそうな飲食店を救うたった一つのアイデア
未曽有の震災後、どこもかしこも飲食店には閑古鳥が鳴いている。
震災後の自粛ムード。これが本当に夜の客足を遠のかせている。
もう色んな所で言い尽くされている事なのだろうけれど、自粛している間に、あなたのお気に入りの店舗はどんどん閉店していってしまう。体力が無いお店ならなおさらだろう。
深刻なダメージを受けた地域じゃない人は、積極的に外に出て経済活動に勤しむべきだ。
歓送迎会で通常なら賑わっている3月に起きたこの震災は、飲食店が見込んでいた売上をすべて吹き飛ばしてしまったと言っても過言ではない。
節電のため、店舗は灯りを落としているし、会社を出れば街は震災前より格段に暗い。
普通に生活しているTweetをするだけで不謹慎だとツッコミが入る。
生活しようとしていた人も、もう嫌だ!!ってなってしまうのも分からないではない。
そんな中で、飲食店を救うアイデアを考えてみたのでシェアしたいと思います。
夜の飲食店に人が消えた理由は自粛ムードだけだろうか?
お酒を飲むのが悪!という、その点だけが理由ではないはずだ。
結局のところ、みんな不安なのだ。
今回の震災時は、都心でも交通機関は完全に麻痺してしまった。夜飲んでる時に被災して家に帰れなくなるなんてごめんだという心理も分かる。
だからこそ、今飲食店が狙うべきは、地元住民へのサービスだろう。
歩いても家に帰れる範囲の人たちをしっかりともてなす。そこに活路を見出すのはどうだろうか。
今必要とされるのは、飲食店における絶対的な安心感であり、それを埋めてあげるのが顧客サービスであろう。
震災対策OK!マークの提案
自分の家やオフィスでは、すでに避難経路もイメージができるし、今この瞬間地震が襲ってきたら、どんなアクションをすれば何かの下敷きにならないだろうという脳内シミューレションも出来ている人は多いのではないだろうか。
逆に、自分の場所ではない所である飲食店ではそれが難しい。
震災時にどうすればいいかがわからないのだ。
そこで、活躍するのが震災対策OK!マークだ。
震災対策OK!で不安を和らげるには
イメージとしては、飛行機の離陸前のイメージです。
避難経路とか、ライフジャケットのつけ方とか、もう頭に焼き付いてますよね。あれです。
テーブルの上に、店舗の地震対策の状況、揺れたらお店のこの辺に集まって下さいみたいな情報、揺れがおさまったらこの人が誘導しますみたいな顔写真付きのサイン、避難ルートの分かりやすい図等々、震災対策インフォメーションを通知するためのグッズをおいてみるのだ。
震災対策OK!なインフォメーションを通知するにはどうすれば?
ランチタイムのお客さんは、震災前の数に戻りつつあると思う(アゲマキ のここ数日の来客数より)
ランチタイムにきてくれるお客さんに向けて取り組みをアピールしてみるところからはじめてみよう。
もしくは、取り組みについてのチラシを作って地元新聞に折り込みチラシを投函してみてもいいかもしれない。
今だったら新しい取り組みってことで新聞取材が来るかも知れないよ!(いや、わからないけど)
デザイナーさん、誰か作ってくれないかな…
震災対策OK!マークとか、なんか気の利いたデザインを作ってブログに添付すればいいんだろうけど、残念ながら僕には難しそうだ…
誰か…
食の安心安全は、場の安心安全から
そんな時代に突入してしまったんだなぁとつくづく思います。
因みに、三軒茶屋のアゲマキは、2階建ての鉄筋コンクリート造りの店舗。
3階が潰れて落ちてくるということはありません。
また、高いところに重たいものが存在しているのはキッチン周辺のみなので、お客様については安全を確保できるだろうと思います。
避難ルートは、お店に上がってくる階段をそのまま降りるだけ。シンプルな作りなので、避難時も安心です。
結構な量の予約が吹き飛んでしまいました。アワワワワ(((( ;゚д゚))))アワワワワ
是非、三軒茶屋でおいしい料理とワインを堪能しませんか!お待ちしてますから~!!!!
追記:山田さんよりインスパイア
停電対策OK!というのもありかもしれない。
テーブルの下に、懐中電灯が設置してあります的な対策です。
もし大震災になった場合は、お持ち帰りいただいて結構ですというサービスにしてもいいんじゃなかろうか。(といっても、今は懐中電灯手に入らないきがしますが)