飲食店の機能性についての提案:三軒茶屋でワインに触れ合う
先ほど、三軒茶屋の鉄鍋料理とワインのお店アゲマキ にて、ミーティングを終えました。
震災後、もうすでに現場スタッフの知る限りでも数件のお店が、店を閉めているらしく、今年は全国的にサービス業にとって厳しい期間が続きそうです。
そんな中、最近考えるようになったのは、飲食店というものの機能性についてです。
ただ食事をする場所というものだけではなく、飲食店という人が集まる場所に何かしらの機能性をつけることで、お客様にとって有意義な空間を提供出来るようになるのでは?というのが最初の発端でした。
機能性ってたとえば何?
この辺にも通じる事なのですが、人を安心させる場所としての機能性というのは需要がありそうです。
今回の震災で感じたことは、一人で家にいることで不安が募ってしまうという場合も往々にしてあるのだということを感じました。
例えばショットバーのような、人のコミュニケーションが多く生まれる店舗であれば、カウンセラーみたいな方に知り合いがいれば、その人を招いてコミュニケーションをとってもらうような事は大きなサービスになるでしょうし、人が集まる場としての機能性としてうまく回るような気がします。
食事以外に、インフォメーションを共有するようなイメージ。僕が持っている機能性というのは、そんなところに集まっています。
アゲマキで実装したい店舗としての機能性は?
せっかく料理とワインのお店にしたのですから、ワインを中心に考えたい。
一年やってきて感じている事ですが、本当にワインが好きな人って三軒茶屋にはまだまだ多くはないということです。つまり、啓蒙のしがいがあるんですね。
僕自身、ビール大好き!人間なので、実はワインはそこまで詳しいわけではありません。
ソムリエールは読んでますけどね(笑
どうせなら、そのまだまだ素人なワインって奴に詳しくなれるような企画がいいなぁと思ったわけです。
アゲマキの機能性はそこである、と。
ワインの世界観に触れられるお店、アゲマキ
そこで、考えました。
シェフの池田は、料理の腕も良いですが、とにかくワインをお客様におすすめしたいんだと。
それ、採用しましょう。
で、どうせなら、一年間アゲマキに通い続けると、ワインの世界観がわかっちゃうという企画にしましょう。
やることは何か
Weeklyワイン(仮)というサービスを始めます。
その週のおすすめワインを準備します。
テーマは、地域だったり葡萄の品種だったり、月間でテーマを掲げます。
お店では、今週のワインと、先週のワインが飲めるようにしておきます。そうすることで飲み比べも出来るようになる。
ボトルだとなかなかハードルが高いので、グラスワインとして特別に提供するようにします。
ワインのセレクトは一年を通して、世界のワインの楽しみ方が分かる。
そんなラインナップにしましょう。
まずは、初心者でも覚えやすいように、耳にしたことのある品種あたりからが良いかもしれません。
アゲマキに通ってると、ワインがとても身近になるんですよ。そんな提案をしたいと思います。
池田シェフ渾身の、世界ワイン紀行をアゲマキで
4月12日でアゲマキは1周年を迎えます。
まず、第一弾のワインはこれに決めました。
4月ですからね、春っぽいので行きますよ。
其の次の週のワインも決めたのですが、まだ在庫がなかったのでまたお知らせしたいと思います。
こんな感じで、アゲマキとしての機能性をブラッシュアップしていきたいと思ってます。
反響があるといいなぁ。
同様な事は、色んな店舗で実践出来ると思います。
知恵を貸して欲しいという場合は、都内であれば伺いますよ!ビールおごってください(笑
三軒茶屋へおこしの際は、是非アゲマキへ!