社内向け、リバネスにおける全社研修という取り組みの狙い

   

Q

現在進行形で研修が行われています。リバネスの全社研修。
9年を迎えて、初めての取り組みです。
今はリバネスの歴史を振り返ってます。 

え?今までやってなかったの?
と、言われると、そんな事やってなかったんですね。
なんでかというと、そもそもリバネスのスタートは、全員が学生でした。
社員数0で、役員含めみんながインターンシップ活動のような位置づけで働いていました。
そのインターンシップという活動は、現在もコストを掛けて維持され、日曜日のみリバネス本社に集まってインターンシップ活動として、各々が色々な活動に携わるという空間が展開されています。

採用の際も、殆どの場合そのインターンシップ活動を経て社内に入ってくるため、なんとなく社内の雰囲気は分かっているという状態を構築できています。


スタッフのポテンシャルで維持してきた
そんな訳で、今までのリバネスはスタッフのポテンシャルのみで維持されていたと言っても過言ではありません。ちょっとしたビジネスマナー研修やら、スキルアップ研修については、人材育成の会社でるから逐次やってきていたのですが、ではリバネスってどんな会社だろう?という話を全員が膝を付き合わせて考える空間というのは、社内的にオフィシャルな時間として提供してこなかったんですね。

多様性を許容できる組織へ
リバネスはここ数年で、本当に色んなバックグラウンドのスタッフで成り立ってきています。それこそ人種も色々になってきました。日本人・中国人・シンガポール人、今度はロシア人とか。最初はバイオ系の学生のみで成り立っていた組織(僕以外ね)も、現在では工学部の人間が増えたり、帰国子女だったりと本当に色んな人がいます。
唯一の共通項目は、理系バックグラウンドを持つ修士博士以上の人材で成り立っているということのみ。今年はついに55%がPh.D.取得者になりました。
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そんな人物的な多様性を持つようになったリバネスが手がける事業についても、最初実験教室から始まったところから本当に多様化しています。
上手く行くことがある一方で、やっぱりダメで消えていった事業も数限りなくある。
ただ、アイデアの源泉は、 確実にここにいる人材なんですね。
うまく成長してきた多様性を許容し、更に発展させるために何が必要だろうか。それを考えたときに、やってみよっかと考えたのが、枝葉を成長させるための土台を作り上げるための全社研修になったということです。
(毎年6月に行っている設立記念日のパーティーで、全国からスタッフが集まるという条件があったからというのも一つの理由です)
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どこにうまれ、どこへ向かうのか
とはいえ、まぁ結局のところ何をしているのかというと、二部構成になっています。
第一部は、昔話の部。
言っても44人になったスタッフみんなが、創立からの歴史を知っているわけではありません。我々がどこで生まれたのか、何を糧として成長してきたのかを感じ、把握するということは、結局のところ情報発信する際の土台となります。

第二部は、現状把握を持って未来を見ようの部
現在のリバネスという会社の全体像を、数字で把握し、今後どうすべきかを考えるという事をワークとして提供しようという部になります。
何しろ事業が拡大しているので、全体把握という意味では年々難しくなっていっている。
それを客観的に、うまく整理し、みんなの頭の中にイメージを持ってもらう事で、きっと次の打ち手が見えてくるだろうという事を期待しています。
GPSで今の場所を把握し、共通の羅針盤を持って進む方向を決めるための共通言語を育成しようというのが趣旨。
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10周年、そして次の10年へ
そんな形で、9年目にして初めて全社研修というものを設置してみました。
終わってみれば反省点も多いでしょうが、来年も実施されます。
これをもって毎年の振り返りとし、100年続いていく会社を実現していければなと思っています。 

因みに、この研修。他社でも実施出来る形になってるみたいなので、興味がある方は是非お声掛けくださいませ

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