「身近なふしぎを興味に変える」というコピーについて
リバネスでずっと掲げてきたキャッチコピー「身近なふしぎを興味に変える」
これは、リバネスがまだまだビジネスとして成り立っていなかった時期に、僕が考えたコピーです。
なんでそんなコピーになったのか
リバネス創世記は、「理科離れ」というキーワードがきっかけで活動をしていました。
自分達が、ラボで研究たのしー!!とか言っている時期に、メディアを賑わせ始めた「理科離れ」の文字。本当にそんな実体あんのかよ!?と、完全にメディア不信に陥りそうになってましたが、そんなこと言ってても何も変わりません。
理科離れを食い止めるには、自分達がどこが楽しくてサイエンスに関わっているのかを子どもたちに伝えるという活動がぴったりだろうと考えていたからです。
本当に理科離れ・・・なのか?
ただ、活動していくうちになんとなく考えを改めて行きます。
理科離れだけが問題なんだろうか。
携帯電話も当たり前になり、情報が溢れ出したのもちょうどこの時期でした。
何かに集中するという事が段々と難しくなる、そんな時期が幕を開けます。
- なんでもそこにあることが当たり前で
- 世界にわからないことなんてなくて
- わからないことは誰かが教えてくれる
子どもたちはそんな事を思っているのではないだろうか。
って思ったんですよね。
身近なふしぎを興味に変える の成り立ち
そんな訳で、世界はわからないことで溢れているし、研究者はわからないから研究しているんだというアタリマエのことを、研究者自らが話をする。そんな実験教室が出来上がるのです。
わからないから面白いし、突き詰める。
君たちがオトナになる頃に、世界はどうなっているだろうかなんて話になるんです。わくわくする世界がすぐそこにあるんだよというのを見せてあげる。
身近にあること、そこにもふしぎがあるんだよという事を伝えたかった。
ふしぎ≠不思議
にしたのは、僕のコダワリだったりしたんですけど、漢字にしちゃうと、不思議のレベルが上がっちゃうイメージがあったから。あったりまえの事にも何かあるんだよという感覚を込めています。
最後の興味に変える、は
やっとこリバネスの教育部門に関わる部分
僕らが提供している教育を受けた生徒が、何かを受け取って興味を持ってくれます。
そんなきっかけを僕らの授業で提供します。というのが大きなコンセプトになっています。
リバネスは次の時代へ
と、まぁ長らく使ってきたこのキャッチコピーも、リバネス全体を表すキャッチコピーとしては古くなりすぎてしまいました。
教育から始まった我々は、サイエンティストのみで構成されているという特徴を最大限に活かし、研究、メディア開発、人材発掘・育成、コンサルティング、飲食店、キット販売、商品企画等、様々な事業を展開しています。
根っこで繋がっているのは、科学という部分。
全体を表すキーワードは「最先端科学のリバネス」これに集約されます。
科学というと、難しい会社かなと思われるかもしれません。
僕らがやっているのはむしろ逆で、難しいことを分かりやすくし、誰かとつないでいくという仕事です。(何しろ教育ではこどもたち相手にそんな事ばっかりやってますからね)
こういう技術をこことつなげたら面白いと思うんだけど、とか、
サイエンティスト的な発想が欲しい、とか
とにかく面白そうな人たちだから一度会いたい、というラフな提案でも構いません。
ご一緒出来る方が増えていくことで、我々も大きくなっていくことが出来ます。
面白いことやりたい方、リバネスにご連絡下さいませ。
お問い合わせは
メール:http://www.leaveanest.com/about/inq.html
お電話:03-6277-8041