“理系”を活かしたキャリアパス
東京薬科大学生命科学部では
シンポジウム「“理系”を活かしたキャリアパス」を開催致します
理系の活躍できる場所は研究職ばかりではありません。理系のバックグラウンドを活かして活躍する女性たちを招いて、彼女たちがどのように自分の働く場所をみつけ、バックグラウンドを活かして働いているか、様々な視点からお話をしていただきます。
「理系バックグラウンドを活かして働きたい!」と考えている方は是非参加してみてください。当日希望者の方には無料のキャリアコンサルティングも受けていただけます。女子学生の皆さん、人事ご担当の方や男性の方にも是非ご参加いただきたいと思います。皆様のご参加お待ちしております。
シンポジウム概要
タイトル:“理系”を活かしたキャリアパス
日時:平成21年2月22日(14:00-16:30)
場所:八王子学園都市センター 第5セミナー室
定員:50名(一般)
参加費:無料
※お子様のご同席も可能となっております。
■基調講演「理系のキャリアデザイン」:
東京農工大学 女性キャリア支援開発センター 秋田カオリ氏
ご自身のご経験、およびキャリア支援開発センターや、これまで見てこられた様々な事例を通して、研究職 のみにとどまらない、広い「理系のキャリアデザイン」についてお話いただきます。
■パネルディスカッション:「理系に広がる多様なキャリアパス」
株式会社セルシード 網代 典子氏
相模女子大学高等部 宇田川 紗良氏
株式会社フューチャーラボラトリ(NEDOフェロー) 西崎 允子氏
日本科学未来館 橋本裕子氏
パネルディスカッションではもともと理系の研究をされていて現在研究職以外で働いている女性をお招きし 、理系人材の可能性や、研究職以外のキャリアにおける実際をお話いただきます。
* プログラムは予告なく変更される場合があります。
講演者プロフィール
秋田 カオリ氏
所属: 東京農工大学 女性キャリア支援・開発センター
年齢: 40才(2/22時点)
略歴: 1968年東京生まれ。東京農工大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。現在、東京農工大学女性キャリア支援・開発センター特任准教授。同大学の畠山雄二氏と組んで、科学技術系の翻訳も手がけている。訳書に、「完璧!と言われる科学論文の書き方:筋道の通った読みやすい文章作成のコツ」(丸善)、「研究者のための上手なサイエンス・コミュニケーション」(東京図書)などがある。
参加者へ一言: 大学教員、翻訳家、2児の母という3足のワラジを履いています。”理系の素養を活かしつつ、ハッピー・キャリアを手に入れるコツ”など、お伝えしたいと考えています。
網代 典子氏
所属:株式会社セルシード 事業開発部
年齢:33歳
略歴:
1998年 東京薬科大学生命科学部分子生命科学科卒業
2000年 同大学院生命科学研究科博士前期課程修了
2004年 同大学院生命科学研究科博士後期課程修了
2004年 東京大学大学院工学部系研究科 化学生命工学専攻 鈴木研究室にて博士研究員
2005年 (株)セルシード 再生角膜プロジェクト室
2006年 同室 プロジェクトサブリーダー
2007年 事業開発部へ異動
参加者へ一言: 博士課程・ポスドクを経て、研究の道からだんだんそれてきました。現在は事業開発部に所属し、営業やマーケティングに関する仕事を行っています。最近プライベートも変化し、さらに仕事が変わっていきそうです。皆様の少しでもご参考になれば、幸いです。
宇田川 紗良氏
所属: 相模女子大学高等部
年齢: 31歳(2/22時点)
略歴: 1978年栃木県生まれ。2007年3月お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間環境科学専攻修了(理学博士)。2004年4月から2007年3月まで理化学研究所にてジュニア・リサーチ・アソシエイトとして分子生物学の研究活動を行う。2007年4月より現職。2008年5月に結婚。
参加者へ一言: 研究現場と教育現場のギャップは大きいです。でも、一度決めたら過去を振り返らず、今の自分の持ち味を最大限生かすことが大事なのだと思っています。皆様のご参考になるか分かりませんが、私の経験や日々の課題などを率直にお話しできればと思います。
西崎 允子氏
所属: 株式会社フューチャーラボラトリ NEDOフェロー
年齢: 28歳(2/22)
略歴: (2004年 奈良女子大学理学部数学科卒)
2006年 奈良女子大学人間文化研究科博士前期課程生物科学専攻修了
株式会社フューチャーラボラトリにNEDOフェローとして勤務。
参加者に一言: キャリアを人前で語れるほど経験を積んでいるわけではないのですが、多様なキャリアの一例を辿る立場として、皆様に何かお伝えできることがあれば幸いです。私自身のキャリアにも反映させていきたいと考えておりますので、有意義な議論ができるよう、当日を楽しみにしております。
橋本 裕子氏
所属: 日本科学未来館 科学コミュニケーション推進室 調査探求グループ・グループリーダー
略歴: 九州大学理学部科学科卒業。佐賀医科大学教務員、東京大学医学部研究生を経て理学博士号取得。その後学術振興会特別研究員、国立研究所での流動研究員、民間企業のサイエンスライターなどを経験。5年前より、未来館で展示企画などを担当。現在科学コミュニケーターのマネージメントを担当している。また私生活では、一人息子が3月で高校卒業。私も子育てを一部卒業し、活動の幅を広げたいと思考中。
参加者へ一言:未来館で展示説明や企画を担当する科学コミュニケーターとして、多くの女性が活躍しています。理系のキャリアを生かして、社会に貢献することは、研究活動だけには限りません。視野を広げて、自分の強みを売り込むことは、結構楽しいことです。
スケジュール
14:00~ 本講座開発室室長 挨拶
14:20~ 基調講演
14:55~ パネルディスカッション
16:05~ 質
疑応答
16:20~ 本講座に関する説明
過去のシンポジウム開催情報
» 07度シンポジウム<理系女性のキャリアと子育て>
» 08年度シンポジウム<学びのチャンスと理系女性のキャリア>