CDの時代は終わり、僕らの未来には可能性が生まれる
この週末は、会社の会社説明会合宿で、木曽に行っていた。
諸事情により、スタート初日ではなく、二日目に後発隊として車で会場入りする事になったのだが、その道中に思ったことを書いとく。
移動体通信がこれだけ多様になり、通信キャリアもいろいろなサービスを展開している。
パケット使い放題定額なんて、一昔前には考えられなかったが、今は普通だし(といっても、近い未来に廃止になるかもという噂もあるが)、スマートフォンの普及で、携帯電話と言われるものがネットワークを介して受信出来るデータの種類も殆どPCと変わらない状態になっている。(ガラケー時代初期はテキストと写真のみで、データ容量上限があるのが普通だったし、大抵そういう通信はメールという機能を介して利用された)
そんな中、表題の、いよいよCDの時代は終わったんだなぁというのは、車の中での出来事だ。
正直な所、CDなんて既に殆ど手に取ることは無いのだが、ドライブとなると話は別だと思っていた。つまり、お気に入りのCDって車に積んどく必要あるよねってこと。
(といっても、今は日常的に車に乗る生活をしていないので、僕の車ライフは7年前位から時計が止まったままだけど)
ある程度の旅路なら、その間流すだけの音楽CDを準備していた時期が僕もありました。
それが今や、そんなの必要ないんですね。
うわー、きくものがねぇ!ってなっても、YouTubeをスマホで受信してそれをイヤホンで車のステレオの入力に入れるだけ。
YouTube側にお気に入りリストが作ってあれば、いつもの音楽にすぐにアクセス出来る。
みんなでわいわいドライブなら、ひとりずつ選曲させるなんて事も出来て、うわーこういうの趣味じゃないんだよなっていうドライブともおさらば出来る。
まぁ、もちろんネットワーク環境が整っていなければいけないんだけど、その点考えるとやっぱり通信キャリアとしてのDoCoMoは強いなぁと思った。
殆どネットワーク遮断食らわなかったもんなぁ。素晴らしい。
iPhone on SBじゃ無理だなぁ。。。
ネットワークさえあれば、インターネット上にあるコンテンツが、時間を埋めてくれる。
自分が望むものは大抵そこにあるだろう。
当然、ネットワーク経由のコンテンツは圧縮がかかり、そんな音質じゃ…という事もあるのだろうけど、人々はiTunesを受け入れてきたし、少なからず僕はそこについて気にするほどの神経は持っていないようだ。
つまり、十分なんだよね。
CDを持ち歩く必要なんて全然ないんだ。
ポータブルCDプレイヤーに始まり、MDというメディアが出てきて、あっという間にMP3プレイヤーに変わっていった。
カセットテープのウォークマンから始まった僕の音楽携帯生活は、SONYにどっぷりだった。そこにiPodがやってきて、今や全ての音源はiPhoneの中に入ってしまった。
Appleは音源データもクラウドで、という事を考えているみたいだけど、きっとそういう時代はやってくるのだろう。手元にデータすら要らないのだ。
今は問題になっている通信の帯域問題だって、きっとそのうち解決されるはずだ。
どんどん身軽になっていく。
カバンの中を占めていた本だって、電子書籍化できる。
大学生だって、教科書を自炊してしまえば、あんな分厚い教科書を毎日持ち歩く必要なんてもはやなくなっているのだ。
ノートに変わる程のデジタルデバイスはまだまだ存在してないが、いずれどこかが作り出すだろう。
二本足歩行になった人間は、たくさんの荷物を持ち歩くようになったが、その荷物が軽量化された時、僕らの両の手には何が収まるのだろう。
まだまだ色んな余地があるなぁなんて、CDからスタートして考え至るのでありましたとさ。ワクワクするね。
さぁ、ここから長い渋滞でございますよ!!(当エントリは、木曽の帰り道の車内で書きました)