放射性物質と同じくらい怖い、被災地のアスベストの話

   

アスベストと放射性物質を同じくらいと言ったのは、結果死んでしまえば同じということでやや釣り気味ではありますが。
あまり考えたことがなかった点だったりするので書いておく。

アスベストが規制されたのは2006年だ。
建築基準法による石綿規制の概要

つまり、これ以前に建てられた建物には断熱材としてアスベストが利用されている可能性がある。
参照:被災地アスベスト被害防止へ、がれき撤去指導

ちゃんとしたボランティアで行く場合は、アスベスト対策についても教えられるのかもしれないが、先日ちょっと立ち寄った僕のような人間は、全く意識せずに現地入りという事も考えられるので注意したい。


アスベストの危険性(Wikipediaより)

アスベストはWHOの付属機関IARCにより発癌性がある(Group1)と勧告されている。アスベストは、肺線維症、肺癌の他、稀な腫瘍である悪性中皮腫の原因になるとされている。

尖った繊維みたいなもので、肺に突き刺さるという事だったように思う。
つまり、被災地、特にがれき撤去で砂埃が巻き上がっているような場所は要注意だ。 マスクは必須だろう。頑張って作業した結果が肺がんだなんて悲しすぎる。気を付けてね!!!

以下は、宣伝になってしまうのだけれど、知り合いの会社が取り扱っている製品で、面白いなと思ったので紹介する。

アグアジャパンという会社が開発した、アスベストの処理剤がある。
完全無機なので土壌を汚染しない、不燃、無臭、高浸透というのが特徴だそうな。

アスベストって、規制されて以来、減って行く一方なので、この様な商品って新しくは開発されないんだってさ。

この商品は、シンプルに言えば、撒いた所を固めちゃうよっていうもので、粉塵の飛散防止にもなることから、原発でも試用されている。

割りと画期的な材料なんじゃないかなと個人的には思う訳です。はい。

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