発信し続けろ:インターン生向けに研修やってみて

   

xchng - Radiotelescope (stock photo by RedVari)

リバネスには、サイエンスブリッジコミュニケーターという独自の資格制度が設けられています。
元々は、バイオ系の人材の為のスキルアップフレームワークをつくろうということで作成したものを、理系人材に拡大したもので、毎年リバネスのインターンシップ生はこの研修を受けながら、各々の実現したいことについて邁進します。

どんなものなのかは、弊社環野のブログを参照のこと

SBC(サイエンスブリッジコミュニケーター)をとるということ

 年末は、その研修の中でも、役員やら、このフレームワーク作成に関わった人たちが、それぞれの経験や想いを踏まえて研修にするという時間を設けており、今回僕はプレゼンテーション研修という位置づけで、いわば授業をしてきたというわけです。


プレゼンテーションしないは居ないのと同じ
発信するという事は、プレゼンテーションをするということです。
逆に言うと、発信しないということは、あなたの存在は空気と変わらないということになります。
プレゼンテーションと言っても、ステージに立って沢山の聴衆を相手に話す、そういう大きな機会だけがプレゼンテーションではありません。誰かとの会話、メールの文面、ちょっとした事から、Twitter,Facebookへのポスト、ソーシャルブックマークでクリップしたサイトなど、あなたのアイデンティティが垣間見られるもの全般を僕はプレゼンテーションだと考えています。 

プレゼンテーションが苦手な人は、発信しない人
極端な話ですが、苦手意識を持っている人で、某かの情報発信を行い続けている人というのはいないだろうと思います。そういう人は、ずっと苦手なままStayすることになります。
逆に、簡単な所ではTwitter。
僕のオススメはブログな訳ですが、そういった所で情報発信している人は、例え自分がプレゼンテーションが苦手だなと思っていても、日々の発信の中で、なんとなくフィードバックを貰った経験があり、それを乗り越えた経験を持つ人が少なくないと思うので、誰かに何かを言われるという事に対しては、ある程度の防御力を持っているということになると思います。

情報発信は諸刃の剣
もう、言われ続けて久しいとは思いますが、匿名にしろ、実名にしろ、何かを発信すると言うことは、それに対して反対意見を述べられる可能性が有るということです。
僕はそれ自体はとても健全な事だし、大いにあってしかるべきだとは思っているのですが、慣れてない人は凹んじゃうんですよね。
ただ、きっと自分で何かを推進し、動かしていく人になりたいと望むのであれば、それは避けては通れない現実であり、乗り越えていくべき課題です。

発信し続けろ
時代を動かしていく、そういった力は自分を発信し続けないと蓄積して行きません。
人を巻き込み、仲間を増やし、自分の行きたい道をどんどん加速していく。
そのために必要なのはプレゼンテーション能力だろう、そう思います。
自分がやっていることを話して、誰かを巻き込んでいく。そんな能力があるだけで、自分の限られた時間の中で動かせるものというものが数倍になっていくのです。
人生は有限の時間で成り立っています。後で後悔しても、自分は急に強くはなれないんですよ。
死ぬ間際になって何かを残したいと思った時に、発信力がなかったら誰にも届かない。

発信すると言うことは加速するということ。
とりあえず、ブログで情報発信くらいしたらいいと思うよ。

余談ですが:情報発信のリスクというのは恐らく時代と共に特性が変わる 
ブログに始まり、2chが存在したり、Twitter,Facebook等のソーシャルメディアの隆盛とtogetterのようなまとめサービスの誕生等、時代と共に情報の流れというのは変わっていっています。
リスクもそれにともなって変わってくる。
昔だったら、見つけられなかったような事も、現在ではあっという間に流布するようになっています。
この辺の感覚こそが、得ておくべき処世術だったりするのかもしれません。
無邪気に発信したxx自慢があなたを社会的に抹殺する、そんな時代になってきています。世知辛いですね。

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