「なんでSONYはAppleになれなかったのだろう」の答え
惜しい所にいたと思うのに、SONYはAppleになれなかった。
そう、僕は思っているのですが。
御多分にもれず、Jobs本読んでます。
後半の方に答えが書いてあった。 そういうもんなのかって感じだ。
PCと言えばずーっとVAIO使っていたし、もっと昔中学時代からウォークマンを使い続けていたと思う。
ソニーといえば、Coolだったし、VAIOは憧れの眼差しで見てた。
僕の中でのSONYの終わり
一番大きかった出来事は、僕が修士二年の時だったな。
修士論文が中盤を迎えて、中間発表だー!と意気込んでいた時期。
測定やら計算やらで、引きこもり生活をしながら、データを集め、まとめるという生活を送っていた僕にはVAIOが必須だったし、ウォークマンはあんまり必要じゃなかったかもしれないけど、通学時には必携アイテムだった事は間違いない。
事件が起こったのは、忘れもしない、いや、忘れた…まぁそんな頃だよ。
せっかく色んなCDをリッピングして集めていたVAI…いや、修論のデータが詰まったVAIO君が急にブルースクリーンに変身だ。
え!?まだ買って1年ですががが(汗
まさかのソニータイマー発動!?と、マジで徹夜を繰り返した事は忘れられない思い出です。
HDDが逝ってしまい、大量の音楽データと修論のデータがオシャカになってしまった。
それが2004年。
もはや音楽データは諦めて、修論に専念すると決意するまで時間がかかったよ…ぅうぅ
音楽データは確かダウンロード販売があったような気がするけど、再ダウンロードなんて乙な機能はなかったんだよね。
ここでiPodを買ってしまったのが勝負の分かれ目だったんだろうなぁ。
なんでソニーはアップルになれなかったのかの答え
ウォークマンでポータブル音楽プレイヤーの世界を拓いた実績もあれば、すばらしいレコード会社を参加に持ってもいる。美しい消費者家電を作ってきた長い歴史もある。ハードウェア、ソフトウェア、機器、コンテンツ販売を統合するというジョブズの戦略に対抗するためにひつようなものは全て揃っているのに、なぜ、ソニーは失敗したのだろうか。
ひとつは、AOLタイム・ワーナーなどと同じように部門ごとの独立採算制を採用していた点だろう。そのような会社では、部門間の連携で相乗効果を生むのは難しい。(Steve Jobs2 P.192)
一方でジョブスは、全てを掌握し、全てを統合しきった。そんな話が本書では展開される。
もちろんうまくいくこともダメな事もあったが、今のAppleの状況については説明の必要もないと思う。
結局、その時点では、そこに成功の秘訣があった。
全てが上手く連携する環境を作ることが出来たAppleが勝ったのだと。そういう事なんだ。
Jobs本は、情報系や電気電子みたいな人は、聞いた名前も結構出てくるし、歴史を紐解く書籍としても面白いんじゃないかと思う。
皆様の手元にも一冊、いかがですか?(って本の宣伝かよ)