ソーシャルメディアを操る人が投入する時間は、やらない人には見えないという話

   

ソーシャルメディアで儲けてますか!!
Yeah!!!!!

という人がどれだけいるのかわかりませんが、その辺、どうやって契約書かくのかなと僕も不思議なのでこんなエントリーを上げる訳ですが。


ソーシャルメディアで飯を喰うってのは大きく分けて

  1. アカウントの管理とか提案とか
  2. アプリ作ったりとかその提案と販促とか
  3. プラットフォームの提供する広告を販売する事に最適化された仕事とか

バックリ分けるとこんな感じでしょうか。(恐らく全然足りてない)

3は、TwitterやFacebookに最適化すれば良いのです。
その為に何するかとかは、クライアント数が増えれば増えるほどベストプラクティスが増える。それと同時に、トレンドがあるからそれを把握していれば的確なアドバイスが出来るというわけです。まま大変。このへんの仕事は広告代理店が主導しています。

2は、仕様を誰が切るのかに依存して大変さが変わります。
支持された内容を作るだけなら大したことないですが、提案型となると、どんな事案が生まれていて、これからどうなるのかを見据えてアプリを創らねばなりません。
今作ったアプリが、仕様変更で使えなくなるというリスクもありますから。(と、今回のFBページの仕様変更でどの程度の損害が出たのか気になっていたり)

1はどうかというと、日々の機微を捉え、レスポンスを返しながら、顧客コミュニケーションの提案をする必要があります。
どんな時間を投入するかというのは、会社のスタンスに寄るでしょうが、理想的には24時間寝ない人がいたら最適です。(絶対に居ませんが)
どんな時間出会ってもメディアに張り付き、どんな顧客のIDもなんとなく記憶し、やり取りの作法がわかっており、日本語に欠点が無いような人がいれば最強です。間違いない。

でもそんな人居ませんよ。

で、現実的にどうするか。

結局担当者は、24時間アカウントのことを考える訳です。
ネタを探します。
その時々で何をポストすればウケるのかを考える訳です。
本当に。24時間。
プライベートと仕事の切れ目なんてないですよ。そうじゃないと無理だと思う。
実際、軟式とか言ってるアカウントはそうやってるとおもう。
自分と会社の境界線をどの辺に設けるか。
会社よりにし過ぎると、消費者がついてこない。
自分を出し過ぎると、自分が誰なんだかわからなくなる。
葛藤と闘いながら、戦略的に仕事をしているはずです。

でもそれって、やらない人(つまり、決裁権を持っている人)には見えにくい。
どれだけこのアカウントの為に時間を使ってるのかわかりますか?
と言っても、絶対にわからないと思う。

時間で区切れないと思うんですよね。

トータルで脳みそが動いている時間を予算計上出来るとしたら、ものすごい金額になると思います。
それこそ、大企業のクリエイティブやるような人たちと同じような脳みその使い方をする訳ですから。
ただ、それは理解されない。

まぁ、黎明期ですからね。仕方ないとは思いますけど。
みんな、どうやって契約書書いてるんだろう。
ふしぎだなぁ。 

僕は契約書のプロではないので、さじ加減がわからないのですが、ソーシャルメディアを使って足りないところを補うとか攻めに転ずるにはというテーマであれば、ある程度指示も出せますし、 現場を盛り上げる事も出来ます。
ただ、契約となると話は別で、計上しづらいんですよネ。色々と。

とまあ、そんな話でしたとさ。 
コンサルの働き方を勉強するかな!!!

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