【HELP】被災地に教育で何かできないだろうか|大実験教室展@陸前高田
リバネスと協力各社は明日4/28に陸前高田において大実験教室展を開催します。
只今、準備も佳境を迎え、現地に向かうスタッフは午後には出発という段取りになっています。
そもそも大実験教室展というものが何かというのは、リバネスと教育応援企業各社が教師向けに企業の教育リソースを教育現場にどうやって持っていくかを知ってもらい、先生方が変わることで教育現場が変わっていく、そんなイベントを作ろうじゃないかという所から始まっています。
今回、陸前高田での開催が決まったのは、リバネスの社員に縁のあるものがいたのが起点ですが、ただ一発の花火を打ち上げて終わりではなく、今後5年間は継続してイベントを行い、現地に科学教育の種を芽吹かせようという取り組みにしようと考えています。
リバネスは今年で10年になります。
10年前に、教師でもない理系の若手研究者だった私達が教育を始めた訳ですが、ここには大きな決意がありました。
「教育」というものは、 一年二年で終わるようなものであってはならないと思っていたからです。
どこぞの馬の骨がぽっと出で、子どもたちに何かを伝えるというのは、普通に教育に携わってきた人からみれば、恐ろしいことにも思えるのではないか。
それは、一年やって倒産でもしたら、誰もそこにあったものをフォロー出来ないからです。
すぐに倒産でもしようものなら、僕らがやった事が教育現場のノイズになってしまうだろう。かつて僕はそんなことを考えていたと思います。
これは被災地支援についても同じことが当てはまるのではないでしょうか。
ぽっと出の組織がちょこっと支援するという事は、そこに何かを根付かせる事に繋がるのだろうか。そういったところに、実は葛藤があったプロジェクトだったりもします。
だから敢えて言いました。
5年継続プロジェクトにするんだと。
我々はサイエンスをコアに10年やってきました。
色々な企業を巻き込み、行政を巻き込み、とにかく我武者羅にやってきた10年だったと思います。
このノウハウを陸前高田に移譲する事で、教育を芽吹かせる。
教育インフラにダメージが大きかった陸前高田に提供できるものは絶対にあると。
そういう意思が、リバネスの社員をものすごいスピードで動かしました。
いくらかの企業の協力と、そしてマイクロパトロンとなって頂いた個人の皆様の支援を持って、本日陸前高田に大実験教室展部隊が出発します。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
もしよろしければ、最後の支援、どうぞよろしくお願いします。
500円からの支援が可能です。皆様の力をおかしください。