【経過発表】3ヶ月で20人位の教授と話をしてみて

      2012/08/15

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この4月から、リバネスのサイエンスメディアsomeoneでは、取材回数を劇的に増やした。
なんでって?その方が面白いからだよ。

コンテンツはこちらで見られます

誰もが「これってサイエンスだよね」と意識なんてすること無い位に身の回りにサイエンスのコンテンツを流通させるが、リバネスのメディア開発事業部のゴールだが、その為の一つの活動となっている。

僕も実際に足を運んでるしね。

これがまたおもしろいのですよ。
最初はテスト的に始めた取り組みですが、いざやってみるとやはり面白いんですね。何が面白いかというと、大学教授って多かれ少なかれ最先端を持っているからです。

研究って未踏の地を目指すから研究なんですね。これが面白く無い訳ないじゃない。

実際に足を運んでみると、実際には書けない話なんかも出てきたりするし、やっぱり面白い。
今日はその中でも出せるものを。

教授、という枠組みで考えると、若くても40台位。
この時代の人たちは、学生を終えようとする時に「自分がどこで喰っていけるのかを考えた」という話をする事が多い気がする。どこで生計を立てていくのかを強く意識する、そんな時代だったのだ。

今ってどうなんだろう。
リクナビを介した就職活動というのは、自分が「ここで喰っていくんだ」という意識は醸成しないような気がする。 

教授だから勉強が出来るかというとそうでもなかったりする
もちろん天才的な人も居て、勉強で苦労したなんて話がヒトコトも出てこなかったりする人もいる。
ここは余裕だと思ったんだよね、という感じで話す先生もいるのだ。
ただ、一方で、学部生時代はスポーツに打ち込んで勉強しなかったという先生もいるし、勉強に研究にずっと真摯に取り組んできましたという人が教授になるという訳ではなかったりするから面白い。

天才肌の人はどういう感じか
こういう人達は、学部時代の授業がつまらないということで、逆に授業に出席しなかったなんていう事もあるらしい。「授業でやる内容っていうのは枯れた知識だから、最先端とは遠いんだよね。全然おもしろくない」 という話を聞いた時には、嗚呼違う世界の人だばば。と驚愕もした(笑
残念ながら僕は雑草である。

そろそろ社会に還元しよう
勉強してきたことを社会に還元するという意識がある先生も多い。
何かの役に立とうという事を意識している。まあ当然かもしれないが。分野にもよると思うけど。

没頭する
何かを突き詰めてやるという経験があり、そこからブレークスルーを経験している場合が多い。
これって面白いな!と意識している。(そうじゃないと続かないだろう)
逆に言うと、そう思えるきっかけをうまく作ることが出来れば、もっと優秀な研究者を輩出出来るようになるのかもしれない。

取り留めがなくなってしまったけれど、そんなことを感じている。
研究だけでなく、その生き様や哲学にも得ることが多い。そんな仕事を進めています。

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