GoogleAppsForBusinessセミナー「つぎの、チームワーク。」を
Google Apps for Business
今日、こんなセミナーで話をします。GoogleAppsForBusinessの導入事例を紹介するという物。僕の出番まで暇なので、書いてみます。
読者対象:ITにあんまり詳しくない人。
リバネスでは、2010年よりGoogleAppsを導入しました。その時の一番の課題はメール問題。人数が増えるに連れメールサーバを圧迫する容量。スパムが増えていくにつれて処理の時間が増えて行きました。
僕は当時までThunderbirdというメールクライアントを使っていましたが、これがメール容量が増えるとクラッシュするんですね。調子が悪くならない人ももちろんいたのですが、定期的に誰かがクラッシュしているという事が起こりました。
今思えば恐ろしいですが、POPでデータをダウンロードしてしまっていた場合、このメールデータをサルベージ出来ないと、過去のアーカイブは全部さようならです。恐ろしい。
そして、ローカルクライアントでデータ量が増えていくと、過去のメールを検索するのも時間がかかったりする訳です。重い…
スパムフィルタも自分で設定していましたが、無理だろ…というくらいにスパムメールが増えていきます。
Gmailに移行するに当たって
Gmailを使い始める時の一番のハードルは何だったかというと、その操作感でしょう。
ローカルクライアントを使ってると、Webベースでメールを使うというのに、抵抗があると思います。今はどうなんだろう。
2〜3年前当時、Webブラウザでいろんな事をするということは、ちょっと特殊な環境だったんじゃないかな。
ブラウザ回りの使い勝手はここ数年で飛躍的に発達しました。むしろローカルクライアントよりよかったりするかもしれません。
そして、このハードルを超えることで得られる恩恵はかなり大きいと思います。
GoogleAppsには色んな機能がありますが、まずはメールを使わせるというのが無難でしょう。一番恩恵を受けやすいものだと思います。
次に使うならGoogleカレンダー
スケジュール管理機能は導入しやすい部分です。
自分一人で使うという段階を経て、同僚と一緒にカレンダーを使うという機能へとステップアップします。
例えば、会議などがある時に、同僚のその時間を抑える。そんな使い方が簡単に出来ます。
そして次はGoogleドキュメント(ドライブ)
ドキュメント(Wordみたいなもの)、スプレッドシート(Excelみたいなもの)は特に便利じゃないでしょうか。
社内複数人で編集するものについては共同編集者の設定をすれば、オンライン上で同時に同じファイルを開くことが可能です。そしてリアルタイムに編集ができちゃう。これは本当に便利。
ローカルのファイルを共有サーバーに置いておいて、それをいじろうとすると何が起こるかというと、二番目に開いた人は編集が出来ませんね。こういう問題から解放されます。本当に便利。
リバネス社内でも、物凄く頻繁に使われている機能だと思う。スプレッドシートはめちゃめちゃ重宝しています。
Google+
前にもブログで書いたことある気がするけど、Google+は社内で使うのに良いインフラです。
ちょっとしたアイデアをシェアする場所というのは、喫煙所くらいしか無いんですね。あとはランチタイムとかでしょうか。
それをオンラインにしたというのがGoogle+かなと今は捉えています。
メーリングリストに披露する程でもないようなアイデア。ちょっと思いついちゃったよというようなアイデア。気になるニュースや、YouTube等の動画。これってあのサービスに使えるんじゃないかな?みたいなものなどなど。
そんな情報が上がってくる場所としてのGoogle+。僕は有りだと思います。
「つぎの、チームワーク。」を
今回のセミナーのテーマがこれなのですが、つぎのチームワークというのは、リバネスにとってはかなり重要な事項になります。
リバネスはやっと10年になったところです。社会人経験のある人間はほぼいません。(一部中途採用を除く)
そうなると、自分たちの会社は自分たちで創っていくしかないのです。
自分たちのビジネスも、競合する会社はありますか?という質問に対して思い浮かばない程度には独自な路線で進んでいます。
日々新しいアイデアを生み、ビジネスにしていく。柔軟な組織の形が必要です。
その中で重要なのが、リアルタイム性であり、マルチ端末で使えるという機能性であるのでしょう。
インフラは整っています。
あとは、それをクリエイティブに使いこなすチームになっていけば良い。
余計なことを考えずに、仕事にだけ専念できる。それがGoogleAppsForBusinessを採用する理由です。
いい時代になったなあ。。。