マサチューセッツ工科大学、Webで論文を一般公開
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/30/news022.html
MITからのニュース。
「現行の学術出版制度では、執筆者はほとんどあるいはすべての権利を出版社に委譲しなければならない。出版社は通常、論文の利用を厳しく制限し、大学に高額な購読料を課している。購読料は上昇しており、例えばMIT図書館が今支払っている購読料は1986年と比べて3倍以上に増えている。」
この仕組みを壊すことにつながる。
税金を投入して行われる研究成果が、Openになっていないというのも不思議な話で、且つそこに課金している団体が存在するというところにメスが入る。
アメリカでは、OpenCourceWare(Wikipedia)を拡張した、こんなサービスが始まった。
http://academicearth.org/
学校という壁を超えたOCWの拡張版ともいえる取り組みだ。
YouTubeでは、YouTubeEDUがはじまっているし、学内のとりくみを、よりOpenにしていくという動きはとまらないだろう。
日本では、OCWの動きを各大学が独自に行い始めた。私自身は、東京工業大学が最もよくできているように思っている。
あとは、これが大学をまたぐように展開できるかどうかなのではないだろうか。
リバネスでは、映像部門を本格的に立ち上げた。
まずは私たちが行っている事業についての映像化を進めるが、拡張していく段階で何か寄与できることもあるのだろうと思っている今日この頃。