10年間悩んでいた昼食後の睡魔問題を解決する為にした、たった一つの事

      2015/07/22

追記前半
注 いきなり結論に到達してるように見えますが、試行錯誤があってのこれです(かなり端折ってます)
注2 人によってコンディションはそれぞれでしょうし、こんな感じで極端にやる必要がある人もいれば、少しバランスを整えるだけでなんとかなる人もいると思います。ので、試すにしても試行錯誤はしてみて、一番調子の良いパターンを探ってみてください。
注3 こちらのアプローチは自分で自分をコントロールすることを主眼に書かれています。昼寝すればというアプローチはコントロールが難しい為採用してません。

【変更点】この記事が色んな人に見て頂けて嬉しいのですが、あまりに反響が大きかったので、その後症状について調べてみました。結果として、ここでやった昼ご飯を食べないというアプローチはやめて、ちゃんと食べる方向にシフトしています。理由はここに書くと長いのでこちらのサイトをごらんください。
昼ゼロ!血糖値変動コントロールで午後の睡魔を撃退

この記事書いて半年ほどいろいろ試した結果をこちらにまとめてありますのでよろしければどうぞ


----------ここから本文です

「人類は睡魔と戦っている」
いや、俺だけかもしれないけど。

昔はそんな事無かった様な気がするのだけど、いつの間にか14時くらいになると強烈な睡魔に襲われるようになっていた。
午後は眠くて当たり前。昼寝推奨みたいな人生だった。

前日に飲みに行って寝るのが遅かろうが、早めに寝てしっかりと睡眠を取った日であろうが、あんまり変わらなかった。

なんだか良くわからない睡魔がいるために、午後は憂鬱。
少しでも眠れれば良いのだけれど、用事が入っていると結構辛い。そんな日々が10年続いた。

結果的に言えば、今は解決策を手にしている。
この10日間の実践で、僕の午後は劇的に変わったと感じられる。
集中力と共に午後を生きることが出来るというのは素晴らしいことだ。

以下に書いている事は、午後の睡魔を解決するためにしてきたことの記録。

敵を知らねば勝てまい

敵は睡魔だ。しかしこの睡魔を掘り下げねばなるまい。

先ほど書いたように、よく寝た日も、そうでない日も変わらずに睡魔が襲ってくる。そうなると、疑うのは自分の睡眠だ。睡眠時無呼吸症候群かな?と思ったが、隣で人が寝られない程のいびきをかいている訳ではなさそうだ。

そんな事を思っていた時に出会ったのが、睡眠サイクルを測るアプリだ。

枕の下にiPhoneを置いておき、睡眠の深さを知る事が出来る。

これで見たところ、それはもう睡眠が浅いということがわかる。俺はそんなに酷いのか・・・

アプリとiPhoneの性能に疑問を抱いた僕は、UP by jawboneを手に入れる。

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10月24日

10月24日

複数のアプリで睡眠状態を比べたりもした。両方ともデータが悪い。

ただ、悪すぎるんだよね。
結局、一緒に息子が寝てるからなのかもしれないなという所に行き着いて、ウェアラブルデバイスによる測定は諦めた。

そこで次に手を出そうと考えたのが脳波だ。脳波。
脳の活動がトラッキング出来れば、本当の眠りの状態が見えるだろう。そんな時に現れたのがこの企画だ。

ちゃんと、ねむれていますか?良質な睡眠を確保する為にリサーチア 研究応援Webマガジン | リサーチア 研究応援Webマガジン


NeuroOnという企画が、Kickstarterで出資を募っていた。
多層睡眠をコントロールする事で睡眠の質を向上させ、短時間睡眠でも大丈夫な形へと持って行くことが出来るという。
半信半疑であったが、気付いた時には商品受取りが出来る金額$250でbackerになっていた。(因みに、届くのは来年だそうなのでこちらの結果についてはまだ分からない)

そんな訳で、僕自身の睡魔との戦いは、敵が見えないまま続いていた。ナルコレプシーかなとかも思ったけど、そこまで重症ではないし…

そんなある日、僕のRSSリーダーにこんな情報が飛び込んでくる事になる。
naverまとめかよと思ったが、ページタイトルが僕の心を捉えて離さなかった。

午後のあの眠気は血糖値が原因だった 心を蝕む低血糖症の怖さ - NAVER まとめ


低血糖症…だと!?
病気は嫌だが、思い当たる節がいたるところにある。
「午後のあの眠気は血糖値が原因だった」とか言われたら、そうかもしれないって思うよ。

血糖値の高い人ほどインスリンが過剰に分泌されやすいため、食べたその時は一気に血糖値が上がりますが、インスリンによって一気に下がって低血糖状態となり、眠くなってしまうというメカニズムがあるのです。

血糖値は別に高くはなかったと思うのだが(嘘。健康診断の結果を見てみたら割りと高めだった。今後は血糖値についても見なおしてみようと思う)、そういうことがあるのかと思って、頭の何処かに入れておいた。
そんなある日、忙しくてこんなことがあったんだ。

この日は忙しいまま一日が終わってしまったのでそのまま忘れていたのだが、ある日突然それは訪れる。 そう、10年間僕を悩ませた、午後の睡魔を退治する為にやった、たったひとつの事は 「昼飯を辞めたこと」 これだけだ。 以下は実践の記録である。 10/14に突然思いつき実行に移している。

実は三日目までは半信半疑。たまたまそうだったのではないかと疑っている。

この辺で気付くんだ。 「睡魔はコントロール出来ないが、空腹は我慢出来る」と。 そもそもご飯を食べないとやる気がでないと思っていたのだがそれは勘違いで、やる気を奪っていた犯人そのものが「昼飯」だったのかもしれないなとこの辺で思うようになっていく。


夜は早めに腹がへる。

ちょっとおやつを食べただけで、夕方撃沈した。これはショックだった。

最近の昼飯は、15時前後にスタバでラテ(無糖)を頼む事にしている。それだけで空腹はなんとかなるよ。
ランチを食べないので、朝晩でその分の栄養バランスを整えないと風邪をひきやすくなったりすると思うので朝晩の献立には気を付けてください。基本的には朝ちゃんと食べれば良いと思う。(ダイエット中の栄養不足にはヨーグルトが良いとかいうのをたまたまテレビで見たのでそれを実践しているが、割りと良い気もしている)

ランチを食べないだけで、あの手に負えない睡魔とおさらば出来るだなんて、我ながら衝撃的。
手軽なので、午後の睡魔に悩んでいる人は一度試してみると良いと思う。
昼飯やめるだけですから。お試しあれ。

とりあえず10日目までの動向ですが、予想以上に反響いただいたので、今後の展開についてもまたまとめます。
睡魔は退治しましたが、次は横浜マラソンに向けて本格的に体づくりをしなくてはならないので(´・ω・`)

追記後半
そんなに悩んでたのに検索しなかったのかな?というのを見かけたけど、それっぽいキーワードに気付かなかったんですよね。なので、昼寝すればいいやと思ってた。気付いたのはラッキーでした。

昼飯はご飯抜けばいいよと言うのもあったのですが、糖質はご飯だけに入ってる訳ではなく、僕の身体は糖質の感受性が高いようで少しだけでも睡魔がやってきます。それなので、昼飯を食べないというアプローチ。途中にあるように、何に糖質が入ってるかをしっかり勉強して避ければ良いのですが、それはせずに手っ取り早く結果を出す方法を書きました。

昼寝すれば良いじゃないかというのは、全くその通りな気がしますが、眠くなる時とそうじゃない時があって、その違いはよく分からないんですよ。ご飯食べても大丈夫な時もある。それに眠くなるまでの時間はコントロール出来ない。冒頭にも書きましたが、自分でコントロールするという事が主眼になったアプローチです。

糖質によって体内に変化があるかどうかは個人差が大きいでしょうし、僕個人としては昼飯抜きが最適なのですが、人によってはご飯食べないだけで済む人もいると思う

こんな生活してたら身体壊すよというコメントは、全く有り得る部分で、これからコントロールしなきゃなと思ってる部分です。運動はしてるので、筋肉が細ってきたら危険信号ですね。気を付けます

私自身は、血圧が若干高いのを除けば健康だと思います。
糖質の代謝には何かしらの異常があるかもしれないなとは思ってますので、その辺りについてはもう少し勉強の必要性を感じています。内科とかに行けばわかるのかな?どなたかアドバイス頂ければありがたい。

何か疾患を抱えた人は、コントロールすべきパラメータが増えると思います。

ーーー後日談
あまりに反響があったので、その後ちゃんと午後の睡魔の原因を調べてみました。そちらについては考えられることが色々あるので、別サイトとしてまとめています。よろしければ御覧ください。
昼ゼロ!血糖値変動コントロールで午後の睡魔を撃退


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