失語症と腕に障がいを持ったお母さんに、Kinectが出来ること

   

何かが出来なくなってしまった人の為に、テクノロジーが出来ること。

こういうのって、その課題に気付く必要があるんだけど、この動画は母親のためにとある。

失語症と、腕が動かないという状況は、意思疎通をするのに非常に困難を伴いそうだ。

失語症とは(via Wikipedia)

失語症(しつごしょう、aphasia)とは、主には脳出血脳梗塞などの脳血管障害によっての言語機能の中枢(言語野)が損傷されることにより、一旦獲得した言語機能(「聞く」「話す」といった音声に関わる機能、「読む」「書く」といった文字に関わる機能)が障害された状態。高次脳機能障害のひとつ。 「聞く」「話す」「読む」「書く」全てのモダリティが障害される。よって、構音器官の麻痺などによる運動機能障害、先天的な構音器官の奇形などによる器質性障害など所謂構音障害とは異なる。また、声の出なくなる失声症などとも異なる。

母親は腕は動かせる。その状態で最善を尽くした結果がKinectだ。

Microsoftが開発したKinect。所謂モーションセンサであり、マイクロソフトはその使用方法をオープンにした。その為、XBOXで使われるのみではなく、色んなハード等と組み合わせて使われるようになっている。ここがKinectの画期的なところだろう。

実現できたのは何か

それは、彼女が腕を動かすだけで、感情を表現し、それをE-mailに乗せて送ることが出来る。今はシンプルな仕組みだ。

これね、きっと凄い事だと思うんです。

今まで出来なかったことが、子どもの想いによって出来るようになってるんですよ。映像だけでも凄いなと思うけど、これ撮影している人は凄い感動だったんじゃないかな。

身近な人がやりたいことを、自分が出来ることで実現してあげる。昔は当たり前にやっていたことが、産業化によって誰かがやってくれるという時代になった。その後、やっと誰もがやれるんだよという時代が再来しつつあるんじゃないだろうか。

素敵なお話でした。

Good Job Chad !!

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