リバネスはやりたいことがやれる会社だろうかという話

   

ボトムアップ組織のマネジメントとは何なのか

先日こんなpostを見て、そんなこと考えたこと無かったな〜と思っていたのだが、リバネスはどちらかと言うとここでいうボトムアップの会社になるのかなと。

それで、冒頭のリバネスはやりたいことがやれる会社だろうかという話なのだが、入社を希望する人が発する言葉から考えたことをまとめてみた。

リバネスという会社は、学生時代にインターンシップを経験した人の入社率が高く(7割くらいだろうか、もっと高いかな)少しだけリバネスという会社の内情を知った人が入ってくることが少なくない。それ以外の人は全くリバネスを知らなかったり、中途採用で一定の面談等を通り抜けて入ってくるという感じである。

それぞれに、色々な思いを胸に「やりたいことがやれそうだから」joinしたいという表現をする。

やりたいことをやれるは間違っていない

リバネスでは基本的にやりたいことを否定はしない。今すぐに出来なさそうなことであれば、まずはこれをやってみてから考えてみようかという感じで、適宜必要そうなスキルセットを求められそうな仕事にアサインするようになっている(と思う)。

最初からやりたいことがある人もいるし、やる気だけあります!という人ももちろんいる。

前者は、いざやろうとしたのにうまく出来ないという壁にぶつかることは往々にしてあるし、後者は入社から数年が経ったけれども未だに軸足が定まらないという事で悩んだりもする。人が心を悩ませる事というのはどこにでもあるもので、常に悩みながら道を進んでいくのだと言うことに気付いてしまえば大したことは無いのだが、やはり横にいる人と自分を比べて焦ってしまうということもあるのだろう。大した話ではないのだが。

話が横にずれてしまった。

で、やりたいことはやれる環境だと思う。

やりたいことを具体的にイメージして、全社に通達してあればあるほど、自分に関連のある仕事が舞い込んでくる可能性は高い。何しろ仕事が発生するタイミングで、その提案者の脳裏にその人の顔が浮かぶのだから。

やりたいことだけをやってて良い会社かどうか

一方で、これについては、そんなことないよと釘をさしておきたい。

実際にリバネスに入ってみて「色々やるべきことがあるんですね」という指摘を受けたことがあるのだが、会社という組織を回していく上で法的に必要なものはもちろんあるし、将来のリバネスの資産を作るための行為みたいなものも必要になってくるので、本人の意志に関わらずやらなければならないことというのは必ず発生する。

どうやってバランスをとっているのか

リバネスでは、自分のタスクを

  • ルーチンワーク:自分のスキルセットだけで完結出来るタスク。
  • トレーニングワーク:リーダーシップワークをやるために、誰かに学びながら動かしている仕事。
  • リーダーシップワーク:端的に言えば自分のやりたいことだ。自分が旗振りをして動かす仕事。

の3つに分けている。それぞれが1/3ずつになっている事が理想だよねという感じだ。バランスは仕事のお金の付き方で分割されており時間ではないところが味噌だったりする。例えばリーダーシップワークで時間の半分を使っていても、金額面でバランスが悪ければそれは評価されない。

それぞれの仕事のタイプを理解し、そこで生まれている稼ぎを意識して、自立出来ているかどうかを考えながら自分のやりたいことを社会実装していくのがリバネスという会社だ。

やりたいことにチャレンジできる環境を作るために

そんな訳で、僕はCIOという立場なので、やりたいことだけをやれるかの項で書いたような、事務作業や誰がやっても同じだろうみたいな作業をどんどん自動化していっている。つまり、本当にやるべきことだけにフォーカスできる環境を作るというのがミッションだ。

リバネスは良くも悪くもプレイヤーの会社だ。マネージャーは少なくて回るならそのほうが良いし、皆が自己実現をしながらリバネスを拡張していくという環境をどうやってつくっていくのかは、スタッフ皆のQOLに関わってくる。

まだまだ足りないことだらけだとは思うけれども、チャレンジを続けられる環境を維持拡大することが、未来につながると信じておりますので、是非そんな会社でやりたいことを実現したい!と思っている研究者の人は、遊びに来てください。

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