できるだけ安価に、良質な遠隔コミュニケーション環境を作りたい<中間発表編>

      2017/03/29

前回：できるだけ安価に、良質な遠隔コミュニケーション環境を作りたい<試行錯誤編>

弊社リバネスでは、国内は東京・大坂・沖縄・熊本・秋田(鶴岡)、海外はシンガポール・マレーシアに拠点が有り人が常駐しています。

プロジェクトは拠点をまたがるため、遠隔地を結んだリモート会議が当たり前に行われています。

このリモート会議がなかなか曲者で、人数の多い拠点側にいて会議に参加しているとわからないのですが、自分がマイノリティ側になると会議のセッティングが酷いと疎外感しか感じないという事が分かりました。どこにいても近い距離感でコミュニケーションを取るような方法を、巨額の投資をせずとも達成するにはどうしたら良いかということを追求するシリーズに第二弾です。

今回までで、人数が多い川からみた遠隔地の人を含めた会議環境という部分には解決が見えましたので中間発表です。

本社側の環境。真ん中のディスプレイに遠隔地側のスタッフの顔が映る。

通信環境を阻害するボトルネックは何か:mac miniについて

前回の記事では、安いメモリ4Gのmac miniを使って通信用の端末とするという事を言っていたのですが、これはダメでした。1:1の拠点間通信だと問題ないのですが、3者以上でつなぐとメモリ不足を感じます。

メモリ不足が引き起こすのは通信の様々な不具合です。一番起こりうるのが音声通信クオリティの低下です。音声をきちんと処理ができなくなるようで、何を言っているのかわからなくなります。致命的。

ということで、通信用の端末はmac miniのメモリ16Gのものを選びました。

めちゃくちゃ快適です。これは良い。人数が増えても問題なさそうです。

セットアップはこんな感じになりました

ディスプレイスタンドにディスプレイを引っ掛け、台部分にmac miniを配置してウェブカムを搭載。

スタンドから出るケーブルは3つ口のタコ足配線にまとめて一本だけだしてそいつをコンセントに突っ込めばすぐに使えます。移動も簡単！

こういうのって、吟味して買う必要があってその手間がダルいと思いますので買ったものリスト。

買ったものリスト

ディスプレイ ¥26800

Acer ディスプレイ モニター ER320HQwmidx 31.5インチ/HDMI端子付/IPS/スピーカー付/ブルーライト軽減

部屋の大きさによるのかもしれませんが、冒頭の写真にある通りノートPCのインカメラで顔を映しながら通信する場合はこのサイズだと実物大に映るのでおすすめです。

ディスプレイスタンド ¥22500

Loctek 32～65インチ液晶テレビ対応 高さ調整 キャスター付き　棚板付き　移動式　壁寄せ大型テレビスタンド　P3B

上記のサイズのディスプレイにあうスタンドがこれです。

ワイヤレスマウス ¥959

Qtuo 2.4G ワイヤレスマウス 無線マウス 5DPIモード 2400DPI 高精度 ボタンを調整可能 コンパクト 省エネルギー 持ち運び便利 ブラック

単三電池です

ワイヤレスキーボード ¥1999

Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード iOS/Android/Mac/Windows に対応 ホワイト

単４電池二本駆動です
※こちら、接続がイマイチだったり、電池の消費が激しかったりするので純正の買ったほうがストレスフリーだと思います。

USBカメラ ¥9099

Logicool ロジクール HD プロ ウェブカム c920r

冒頭の写真に写ってるのは安いやつなのですが、別のセットアップでこちらのウェブカムを使っていまして、高解像度で配信が出来るのでこちらがおすすめです。

後は、キーボードとマウス用にエネループを買いたいという場合はそれを買ってみたり、三口の延長コードをゲットすればセットアップ完了です。

ということで

149,357円

で、セットアップが完了します。Mac miniのスペックによってはもう少し安くなると思います。

後編に向けて

通信専用にMacBookPro買うのは馬鹿っぽい感じがしますが、コスパとして合うような環境であれば試してみると良さそう。パノラマカメラというのは、前回の記事に書いたPanacastです。アメリカのamazonから購入できますが、シッピングにめっちゃ時間がかかるので気を付けて。一ヶ月以上待たされてます…

できるだけ安価に、良質な遠隔コミュニケーション環境を作りたいシリーズ

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